▲今年も毎週金曜日に、様々なプラモデルをご紹介しました。その中から注目を集めたTOP10をご紹介します
毎週金曜日に週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でご紹介している「花金プラモ」コーナー! 2023年で読まれた本コーナーの記事ベスト10をお届けします。花金が楽しくなっちゃうんですから、年末年始にもピッタリなプラモばかり!! ぜひ読んで2024年のプラモ初めの参考にしてください!
第10位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ノスタルジーな美しさをストレスなく楽しめる「F-15」。ハセガワの定番ヴィンテージで乾杯。
ハセガワは、1998年にリニューアルキットとして「F-15J イーグル」を発売。ここでご紹介するF-15のプラモは、旧キットの方なんて呼ばれたりする古いF-15。定期的に定番キットとして発売されているので、お店では新旧入り混じって販売されているんです。しかし、古いからって侮るなかれ。F-15の形を爆速で楽しみたい! って人にはすごく寄り添ってくれるアニキなプラモなんですぜ!
第9位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。真夏の海に「桜」で行こうぜ!「タミヤ 1/700 日本駆逐艦 桜」
ウォーターラインシリーズの中にある、ポッキーの箱くらいのプラモって妙に手に取りたくなるんですよ。箱のサイズ感とイラストの凝縮感がマッチしているのかもしれません。このサイズの艦船模型、本当に楽しいのがたくさんあります。「桜」もそのひとつ。この船は太平洋戦争の末期に、日本海軍がなんとか短期間で数多くを建造し船団護衛などの任務に適する船を送り出そうと計画された「丁型及び改丁型駆逐艦」に属します。シンプルですが必要な武装などもしっかりと揃えられていて、大戦末期の戦いに合わせた合理的な設計になっている船なのです。
第8位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。マクロスプラモのマスターピースを楽しもうぜ!/ハセガワ マクロスプラス 1/48 YF-19
最高に“かっこいいディテールで目が喜んじゃうでっかい飛行機プラモ”を刺身で楽しみましょう!! ハセガワマクロス模型の中でも、個人的にパーツ分割、剛性、ディテールと全てが高次元でまとまっているスーパーキットだと思います。マジでかっこいいので、ぜひこの年末年始に楽しんでください。
第7位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ちっちゃいのに超作りやすいタミヤ新作戦車模型!「1/48 アメリカ M8 自走榴弾砲」
これだけ小さな車両を少ないパーツ数、キレのあるモールドで立体化できると僕たちに見せてくれた素晴らしいプラモデル。タミヤの今後のラインナップに期待を膨らませながら乾杯したくなります!
第6位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。12月8日の花金は「零戦」を買おう。
12月8日は真珠湾攻撃が行われた日。その日と花金がちょうど交わった年でした。タミヤとハセガワの零戦は、コンセプトは違えど、どちらも素晴らしいプラモデルです。ぜひ日本を代表する戦闘機をこの年末年始に作ってくださいね。
第5位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。私が戦車プラモの楽しさを伝令します!「タミヤ 1/35 スケール限定 ドイツ IV号戦車F型・伝令バイクセット 北アフリカ戦線」
戦車模型の幕の内弁当とも言える「1/35スケール限定 ドイツ IV号戦車F型・伝令バイクセット 北アフリカ戦線」。すでに発売中のタミヤミリタリーミニチュアのキットを、うまくコンバートしてひとつのセットに収めたものです。だからタミヤの戦車模型の良いところ取りなんですね。「これから戦車模型を始めたい!」って人にピッタリなんですよ。そして特にピッタリな理由が、このセットに「伝令バイク」のプラモが入っているということです。
第4位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。日本の最強戦車を最高の組みやすさで楽しもう!!「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ 陸上自衛隊 10式戦車」
超絶日本人なアニキ、各装甲に超細かく刻まれたディテール、そして柔らかさまで表現されたパーツと各部を見ているだけでワクワクしてきます。そして各部のディテールや情報量の凄さを保ちながら、少ないパーツ数に抑えているのもポイント。大きめのパーツをカチカチと合わせていくこと工程が多いので、スイスイと形になっていくとっても楽しいプラモです。
第3位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。心躍る「本棚のプラモデル」をあなたのお部屋に置いてみよう!/ミニアート 1/35 本棚
個人的にもこの記事をたくさんの人が読んでくれて嬉しいです!! 日常的な景色をプラモ化しているミニアートにはぜひ注目してほしいです。本はランナーから切り離すだけで完成しましす、棚の組み立てもそれほど難しくありません。様々な模型の横に添えたくなるプラモです。
第2位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。マックスファクトリーが再構築したダグラムでGet truth!「COMBAT ARMORS MAX27 1/72 ダグラム Ver.GT」
エントリーグレードガンダム発売以降「ガンダム以外のキャラクターモデル」で、あの組みやすいフォーマットを、しかも他メーカーが取り入れてきたという殴り込み系のメカプラモです。そんなアグレッシブさが花金の向こう側へと僕たちを誘ってくれます。こちらのダグラムは、太田垣康男氏が描く大好評連載中コミックス「Get Truth 太陽の牙ダグラム」に登場するデザインをキット化したもの。かつてコミック特装版には右腕がカッターアームの状態のキットが特典として付属しました。そのキットをベースに、劇中第1話の姿を立体化したのがこのプラモです。
第1位 花金だ!仕事帰りに買うプラモ。今だからこそ作って欲しい、2001年にタミヤが提示した「組みやすい車模型」
映えある第1位は「タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.231 スバル インプレッサ WRX STi」!! おめでとうございます!!! このプラモは2001年5月に発売されたのですが、マジで時代を先取りしまくっていたのかのような、今の車模型のトレンドのひとつとなっている「とにかく組みやすくて、組んだだけですごく満足するパーツ構成」というものをとっても大事にしたプラモとなっています。まさにタミヤ版の楽プラ(アオシマ文化教材社が発売しているザ☆スナップの車模型などの愛称)とも言える車模型なのです。今こそ組んで欲しい、時代を超えてやってきて名作です。
花金プラモは最新キットからお店の棚に並んでいる定番キットまで、僕自身が「週末が楽しくなるプラモ」として超独断セレクトでお届けしています。この中には初めて組んだプラモも多いので、記事を書きながらも出会いを楽しんでいます。2024年も一人でも多くの方と、毎週模型で乾杯できることを願ってやっていきます!! それでは年末年始、乾杯をもっと美味しくをキーワードにお過ごしください。それでは!!
フミテシ /nippper.com 副編集長
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)