

「A-1スカイレイダー」は、朝鮮戦争やベトナム戦争で大型爆撃機に迫る積載量と、レシプロ機ならではの低速かつ頑丈な機体で対地攻撃に活躍した機体。形状としては所謂ゼロ戦などのレシプロ戦闘機と同じ「プロペラの付いた士の字」。設計時は第二次大戦末期なので、ジェット機が幅を利かせていたベトナム戦争まで飛び続けたのはシンプルなその機体構造からこそだったとか。

そんなスカイレイダーのプラモデルですが、今回ハセガワから再販された「A-1Hスカイレイダー w/ロケットポッド」のキットを作ってみようかなと思います。再販とはいえパッケージやデカールは新規!初版は1996年なので28年前のキット! 米軍で運用されていたのは27年間なのでそれを越えたベテランキットとも言えます。定期的に再販されてるんですが、いつか買おうと思ってずっと買ってなかったのだ。


綺麗な凹モールドとメリハリある立体的な彫刻が模型的にかっこいいぞ。実機は機体側面の大きなエアブレーキや、艦載機らしい翼を折りたたむ機構など特徴ある構造もありますが、キットは敢えて一体で作る事でパーツを抑えて作りやすいキットとなっております。

そう、エンジン一発で単座なのにこのサイズ。デカいんです。1/48レシプロ戦闘機ぐらいある。ただデカいといっても、第二次大戦中の艦上攻撃機などに比べると小型軽量だったってのも面白い。無理して魚雷や爆弾を機体内に納めなかったっていうのも勝利のカギだったようです。


前よりのコクピットと、ズドンと太いままの尾翼までのラインが個性的。組み立てはオーソドックスなヒコーキプラモなので、士の字(胴体と翼ができて、ほぼ飛行機の形になった状態。漢字の「士」に似ていることからそう呼ばれています)にするのには1時間もかかんないです。むしろ15か所に及ぶ翼下面のパイロン(ウェポンラック)が最大の山場とも言えそうなキット。

仰ぎ見る事が出来るのが模型の特権。今回はその製品名通りロケットポッド×4と通常爆弾×2、増槽(燃料タンク)×1という装備ですが、そこは攻撃機ですので実機は色んな武装を積み替え載せ替え爆装する事も可能。塗装指示としてはグレーツートンのシンプルな配色ですが、機体によっては三色迷彩されていたのもありましたし、ベトナム戦争時らしいハデなデカールも色々選ぶ事が出来ます。塗装や武装で作り分けて並べて楽しみたい機体ですね! ぜひ再販されたこの機会にゲットしてください!