

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けしている花金プラモ。今週は、ぜひともすっぴんでドライブを楽しんで欲しい車模型「タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.231 スバル インプレッサ WRX STi」をお届けします。このプラモは2001年5月に発売されたのですが、マジで時代を先取りしまくっていたのかのような、今の車模型のトレンドのひとつとなっている「とにかく組みやすくて、組んだだけですごく満足するパーツ構成」というものをとっても大事にしたプラモとなっています。まさにタミヤ版の楽プラ(アオシマ文化教材社が発売しているザ☆スナップの車模型などの愛称)とも言える車模型なのです。今こそ組んで欲しい、時代を超えてやってきて名作です。

ステアリングが切れない! 一体成型のシャシーの下面の色分けがマジで無理とか言われたりしたみたいですけど、こんなに美しいシャシー下面のディテールを見てそういう意見が出たんですね。勿体無い。俺なら塗らないね。ここまでビキビキの彫刻、なかなか見ることができません。
あと筆塗りだったら30分もあれば塗り分けられるので、塗りたい時は筆塗りします。今は塗料も格段にパワーアップしてます。細かなパーツの一体化が素晴らしいディテールと共に一体化されている夢のようなプラモ。そのためパーツ数もコンパクト。下の写真をご覧ください。





まさに「刺身で楽しんでね」と言われているかのようなキット構成です。組むだけで、この車のイメージを思う存分楽しめます。そして、さらに早く形にできるように足回りの細かい構成を無くし、多くの人がガタつかず確実に剛性も取れるようにと金属シャフトでホイールを固定する方法が採用されています。




一番好きなパーツがフロントエンジングリルの塊。ここにライト関係のパーツを接着。ボディの内側からこの塊を接着することでこれらのディテールをボディの外側に露出させます。ボディに直接クリアーパーツやメッキパーツを貼ることがないので、美しい青いボディを汚すことなくこれらのパーツを接着できます。



タミヤが2001年に「車模型をより多くの人に手軽に楽しんでもらうにはどうしたら良いか?」と考えらて出されたであろうアイディアを楽しめる本キット。僕はこのようなプラモは、2023年の今のプラモライフにめちゃくちゃフィットしていると思います。細部までこだわったもの、塗装したい人向けに考えられたもの、組み立てるだけで満足できる形を得られるもの。そう言った多様化を、僕たちはもう受け入れられていますもんね。タミヤの「スバル インプレッサ WRX STi」は、まさに今もう一度返り咲くべき素晴らしいプラモだと思います。ぜひこの週末に作ってくださいね。
