週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は花金プラモの常連であるタミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズの完全新作「アメリカ M8 自走榴弾砲」をご紹介します。
上の写真からもわかるように、とってもコンパクトなモデルです。最新キットだけに、緻密なディテールやパーツ表面の細かい鋳造表現がキレキレ。コンパクトなサイズにこれだけ緻密なディテールが入っているので凝縮感が半端なく、僕が尊敬する西川貴教アニキのようなイケてるボディプラモに仕上がっています。
M8自走榴弾砲は、アメリカ軍のM3スチュアートをアップデートしたM5軽戦車というとても小さな戦車をベースに開発されました。小回りの効く戦車をベースに、通常の榴弾のほか対戦車榴弾や発煙弾も発射できる75mm榴弾砲M3を搭載したことで、敵陣地や防御拠点への攻撃に活躍します。
キットのパーツを見ると、車体と砲塔部分は本当にパーツ数が抑えられており、組みやすそうな雰囲気。足回りは履帯パーツが細かいな〜という印象です。各部見ていきましょう。
こうやって1/48MMでも主力戦車の脇を固める車両がどんどん発売してくれると、さらに情景作りやコレクションが盛り上がりますね! これだけ小さな車両を少ないパーツ数、キレのあるモールドで立体化できると僕たちに見せてくれたタミヤの今後のラインナップに期待を膨らませながら、今夜は乾杯! と行きたいと思います。それではみんなさんもぜひタミヤの新作「1/48 アメリカ M8 自走榴弾砲」を作ってください!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)