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世界一有名なステルス機のプラモデルを水性塗料の筆塗りで三色迷彩に仕立てる話。

 色違いってロマンです。エース専用色のモビルスーツやアグレッサー部隊だけが纏うド派手な識別塗装はみんな大好きなモチーフですし、尊敬するギタリストのシグネイチャーモデル、セレクトショップが別注したクレイジーパターンのスニーカー、はたまた季節限定色のコスメ……。色違いはいつだって人を惹きつける不思議な魅力があります。

 僕の好きなステルス戦闘機、F-117Aナイトホークにもどうやら特別な迷彩塗装があるらしいぞということをフォロワーさんが教えてくれた英文記事で知ったので、今回は水性塗料の筆塗りでチャレンジします。

 ナイトホークは世界初の実用的なステルス戦闘機(空戦はできないのだからステルス攻撃機と呼ぶのが正しいのだ云々、といった話は置いておきます)ということで、ヒコーキモケイとしては昔から人気のモチーフ。今回は僕が物心がついた頃からプラモコーナーに置いてあった、1/72のハセガワ製キットをチョイス。

 開封から素組み完了までだいたい30-40分、つや消しトップコートを吹いて放置すること更に30-40分。実機も夜間での迷彩効果を狙った真っ黒の塗装ですから、その日の気分によってはこれで完成と言ってもよいのです。黒いステルス機は最高。

 しかし今回は最初から筆塗り塗装をするつもりで組んでいるので、このつや消しトップコートはただの通過点!全ては後工程のための布石なのです。

 どうですか一度塗りでこの発色。最近の水性塗料はとても性能が上がっているので直にプラスチックに塗ってもなんとかなってしまうのですが、やっぱり表面のテクスチャーが多少ザラザラしている方が食いつきが良くてストレスが少ないです。コツコツやすりがけして塗装の下準備をする方法もあるのですが、ズボラな僕はつや消しスプレーに頼ってしまうことが多いです。

 今回モチーフに採用した三色迷彩は資料写真が2〜3枚しか見つからないのですが、割と淡い色味だったようで前述の記事では”Pastel scheme”という表現がされています。そこから想像を膨らませてかわいい感じの3色を選びました。色と色の境界はボヤっとしている方がそれらしいかなと考えて、あえてボサボサめの筆を使って大雑把に塗っています。

 ネバダ砂漠をイメージして(エリア51で試験していたので)薄ーくウェザリングカラーをフィルターをかけたら、おもむろに台座に固定してフィニッシュ!実は機体裏面なんて全く塗っていないのですが言わなきゃ分からないのでこれでよいのです。はー楽しかった。それではまた。

<meta charset="utf-8">Linda
Linda

nippperに食らって10年ぶりに模型を再開した26歳。キャラクターモデルもスケールモデルも美味しく頂きます。たまにDJもやってます。

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