

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はハセガワの定番飛行機の中から、ペロリと食べられてしかもかっこいいジェット戦闘機「アメリカ海軍 グラマン F9F-2 パンサー」をご紹介します。
上のリンク記事は、かつてミハイルさんが寄稿してくれた物。この記事にめちゃくちゃかっこいい完成した姿が掲載されているので、ぜひ合わせて読んでください。
ハセガワの飛行機模型の箱には「A」とか「B」とか「C」とかプリントされています。帯のようにプリントされているので、模型の世界では「A帯」「B帯」と呼ばれたりしています。この中でも「A」と「B」は低価格帯の定番商品がラインナップされているシリーズになります。ちょっと古いけどお安い値段で、飛行機をサクッと楽しめるプラモがラインナップされているのです。

でっかいデカールに本体ランナー2枚+クリアーパーツ1枚というシンプル構成。金曜日の仕事終わりに購入して、家に帰って箱を開けた瞬間「これはすぐ作れそう」と思わせてくれます。箱のイラストも、今のジェット戦闘機にはない特撮メカ風味なデザインのかっこよさを存分に味わえて、自ずとテンションを上げてくれます。

細かいパーツも少なくて、それを象徴するのがこの機首と機関砲が一緒に成型されているパーツ。パンサーの大トロです。4本もの機関砲を1本ずつ接着するのはちょっとめんどいし、まっすぐ貼れないと見映えも良くなりません。でも最初から成型されているから、ビシッと決まってますね。こういうパーツに巡り会えるのもプラモの楽しさです。

しっかりとパイロットフィギュアも付属します。アニキを乗せるだけで、キットのシンプルなコクピットの中はほぼ見えなくなり、しかも人がいることでかっこよさも増します。造形は今の目で見ると「侘び寂びですね〜」とニコニコしながら眺める物ですが、コクピットに乗った瞬間大きなパワーを発揮してくれるので、ぜひ乗せてみてください。ハセガワさんの古い飛行機模型に入っているパイロットフィギュアの存在って、飛行機プラモにとってすごく大事だよな〜と思っています。

お腹にあるエアブレーキも成型で開口できる部分は孔が開いています。閉じている部分をお手持ちのドリルで開けてあげると、「工作してるな〜」って気分にもなれますよ。そんなワクワクポイントです。

そしてこのきれいなボディ! 凹モールドも美しいので、完成後はとっても精悍な仕上がりになります。組み立ての際は、このボディの機首側に3gの錘を入れることになります。錘についても以下にリンク記事を貼っておくのでぜひ読んで一緒に買ってね!
アメリカ海軍のジェット戦闘機として朝鮮戦争に参戦し、アメリカ海軍機として初めてジェット戦闘機を撃墜したという記録も持っているF9F-2 パンサー。第二次世界大戦が終わって、ジェット戦闘機の時代へと突入していく……その入り口を味わえるプラモとしてもとっても貴重です。ぜひこの週末楽しんでください。