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nippper.comで2022年に読まれた記事ベスト10を発表します。

close up shot of a calendar
Photo by Towfiqu barbhuiya on Pexels.com

 2020年5月に爆誕したnippper.comですが、おかげさまで累積約2800本の記事を皆さんにも読んでいただいております。「プラモって、なんだかおもしろそうだな!」と思う人がひとりでも増えてくれたら、そして普段プラモを作っている人にも「へーそんなのあったのか」というのが伝わっていたら幸いです。

 さて、今年生まれたnippperの記事(約1000本!)のなかでも人気のあった10本はどれだったのか、というのを振り返ってみましょう。まだ読んでないのがあったら周りの人にシェアしてください。そして来年もみなさんの寄稿をお待ちしています。寄稿はこちらから

第10位
タミヤ製1/12ビッグスケールシリーズは、ただのプラスチックモデルではない。
(ライター/あさのまさひこ)

 発売から45年を経てなお再販続くタミヤの1/12 タイレルP34 シックスホイーラー。パーツ状態をいま眺めても「45年も昔に開発されたキット」とは到底思えないほど先鋭的な内容です。45年前の時点で丹念な実車取材に基づき「正解」を導き出していたため、2022年にそれが小売店に並んでも「古臭い」「似ていない」といった否定的な感情を抱く余地はいっさい存在しない……というその内容をご覧あれ。

第9位
マスキングなしでプラモの塗り分けが超捗る/アクリル拭き取り法のススメ。
(ライター/加藤茶常)

 「ラッカー系塗料は水性塗料の溶剤で溶けず、水性アクリル塗料はマジックリンで落とせる」という特性を利用したテクニック。もちろんプラスチックに直接塗った水性アクリル塗料でも同様の効果が得られます。成型色がリッチな現代のプラモ、そしてマスキングがちょっとむずかしい部分にも有効で、いまやプラモ製作には欠かせないキッチンマジックリンの使い方をぜひ取り入れてください。

第8位
滝の落ちるプラモ用塗装ブースで圧倒的吸収!/エアテックス ウォーターブース Niagara
(ライター/フミテシ)

 工業用塗装ブースでよく見られるウォーターカーテンを家庭にも導入できるよう開発されたエアテックスのウォーターブース「ナイアガラ」は、性能もさることながらその見た目のインパクトで上位に食い込みました。水を循環させるシステムやセットアップも含めて正直レビューしています。塗料の飛沫が水に叩き落されるその威力、かなり憧れますよね……。

第7位
そこはまるで、絵に描いたような。/京葉模型店
(ライター/hirofumix)

 模型店の紹介として……というよりも、どこかノスタルジックな棚の眺めに惹かれた人も多かったのでは。東京・江戸川区にある京葉模型店は過去への郷愁と同時に今も現役のプラモデルユーザーとしての自分にも応えて欲しいという贅沢な欲求を叶えた夢のような模型店です。

第6位
全エアブラシユーザー(予備軍含む)に超馬力コンプレッサーを驚安で手に入れる方法教えます。
(ライター/からぱた)

 エアブラシ塗装って「濃いめの塗料を高圧&フルテンションで一気に吹きつける」というのが手早くキレイに仕上げる方法だったりします。しかし、出力の小さいコンプレッサーでは時間がかかるし、熟練していないと部位ごとにムラが出てしまいがち。RAYWOODのNITRO-COMP V1は余裕のある空気吐出量に加えて「大出力なのに同規模のコンプレッサーより断然安い」のがポイントです!

第5位
アニメで見た金色をプラモデルでも表現したい人に贈る「GX メタルイエロー」の話。
(ライター/からぱた)

 「金色」とひとくちに言っても、「なんとかゴールド」と名付けられた塗料はいっぱいあるし、ドンピシャのものがなかなか思いつかない。そこで棚から見つけたのがGSIクレオスのGXメタルイエロー。確かに、「ゴールド」って名前で探しているとこれは出会わないかもしれません。

第4位
プラモがみるみる金属の塊に。おいみんな、リベット打とうぜ!
(ライター/からぱた)

 飛行機模型をいきなり超カッコよくしたければ機体表面のリベットを無視するのはあんまり得策じゃありません。最初のひとつがどうしても心理的なハードルになるのはわかります。わかるけど、まず打ってみましょう。「なるほどこんな感じで打てるのか!お、ここにもリベットが入るぞ!」……というのが感覚として生まれると、あとはもう脳汁ジャブジャブの楽しい楽しい工作が続きます。

第3位
超巨大、超高額。飛行機のプラモデルがたどり着いた頂点「1/32のランカスター」を眺める話。
(ライター/からぱた)

 定価税込み12万3200円。完成時全長660mm、全幅じつに970mmというモンスターキット。大の飛行機好きであるピーター・ジャクソンが立ち上げたプラモデルメーカー、ウイングナットウイングスが開発を進めていたイギリスの爆撃機、1/32 ランカスターを中国のボーダーモデルというメーカー発売しました。異常なまでの情報量とその巨大さ、堪能してください。

第2位
オートマチック筆洗いマシンでプラモの水性塗料筆塗りが超捗る!/グリーンスタッフワールド ブラシリンサー レビュー!
(ライター/からぱた)

 Twitterのインプレッション1400万、nippperの記事でも今年の大ベストセラーを生んだグリーンスタッフワールドの全自動筆水洗いマシン、ブラシリンサーの紹介記事です。一度使ったら入れたら手放せない快適さと、ずっと見てしまうかわいい動作に誰もが心動かされました。まだ手に入れていないあなた、必読です!

第1位
ダイソーの「200円木製お盆」が、プラモ作りに最強な理由。
(ライター/フミテシ)

 作業用のマットに、裏返して展示台に!安くてルックもしっかりしているダイソーの木製お盆がまさかのぶっちぎり1位。本当にぶっちぎり。みんなプチプラが好きなんだな〜と思いつつ、たしかに他に代わるものがないのがこの木製お盆だったのかもしれません。なんでも安価に揃えるのがすべて良いことだとは限りませんが、こうして「それが欲しかったのよ〜!」というアイテムがあると嬉しいものです。

 年間1000本以上の記事をドロップしているnippperなので、ランキングやPVが全てではありません。来年も、ふと訪れた人に幸せな出会いをおすそ分けできるように、世の中にあるありとあらゆるプラモと、プラモを食べながら暮らす人達の視点とか気持ちとかをていねいに記事にしていきたいなと思っています。
 みなさま、今年も一年間ご愛読ありがとうございました。来年も、nippperをよろしくお願い致します!

(文・構成/nippper編集部)

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