プラモに傾倒してから気付いたのが「ハセガワのジャンルレス山盛り感」です。月イチの新商品情報が毎度忙しい。「ヒコーキのハセガワ」というのはもはや過去の代名詞となり、戦車や艦船、クルマやバイクもやっている。わかる。アニメやオリジナルのキャラクターもやっている。なるほど。可愛い女の子やカッコ良いお姉さんのリアルフィギュアを毎月新作発表。なぜ!? そして必ずクレジットされる「辻村聡志」という原型師の名。気になる。そこでコラボ名人ともいえるメカトロウィーゴシリーズの辻村聡志フィギュア添えを手にしてみた今回です。
アイドル感ある眩しい笑顔、パーカーのリアルなしわがバリッと刻まれたサポートガールはレジン製キット。接着や塗装をする前に台所用中性洗剤でパーツ洗浄することが推奨されています。洗剤つけた歯ブラシで洗った後、しっかり乾かしてから水性ホビーカラーでパーカーとスリッポンを筆塗り。とても綺麗な肌色の成型色なのでサッとツヤ消しブラックを塗れば優勝できるとにらんだのです。顔だけ別パーツになっているので塗り分けも大変イージー。
nippperの水転写デカールを貼って「モケイの楽しさをサポートするガール」が堂々のデビュー！ オシャレかわいい！ あふれる生命力が凄い！ 「ガンバレー☆」と可愛く応援してくれる感じがキュートすぎ！ 一色足しただけでここまで実存感が沸き立つのは造形の匠あってのことかと。調べてみると辻村聡志氏のフィギュア造形集も発売されているのですね。ハセガワのメーカーとしての姿勢にも触れられている様なので今度手にしてみたいです。
メカの表情が豊かになる抜群フォルムの平手と握り手。メカトロウィーゴシリーズの新メカ、メカトロチャンクのほうも絶好調。ウチの6歳児が箱と中身を見るなり「かっこいい！つくりたい！」と言うので託しました。そう、辻村聡志フィギュアは大人の模型なので色んな意味で任せられないのですが、チャンクはウィーゴと同じく子供も存分に楽しめるキット。接着剤不要のスナップフィットでガシガシ組んでいきました。親子で楽しむにはナイスすぎるセット内容だなー。
チャンクはウィーゴよりも一回り大きいうえ、このメッキパーツも含めてカラーパーツが豊富。メッキパーツが脚部と背面に用いられ、超合金メカ的に堅牢かつリッチな感じが生じます。なお、メッキパーツはサポートガールと合わせてこの限定セットのスペシャルみたい。
チャンクオリジナルの搭乗員フィギュア「メカトロ先生」がこれまた良いルックをしている。研究員的でもあり、工業に携わる作業員的でもあり他のスケールモデルにも添えて遊べそう。ただ、1/35スケールと表記されていますが他のと比べると少し小ぶりですね。なお、このフィギュアの組立には接着剤が必要となります。
ウィーゴが「子供が操るロボ」というコンセプトであるのに対し、このチャンクは「大人が操るロボ」なんすよね。なのでこのコックピットの操縦桿を見ると「操ってみてー！」と熱い思いが沸いてきます。キュートなフォルムながら力強い四肢をしているのでそう思えるのかも。このチャンクとサポートガールのセットは限定品みたいなので気になった方は即確保を。ノーマルの2体セットも良さそうな雰囲気なのでそちらも確かめてみたいですね。
「つくる」をテーマに、世間話をしています。
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