


セメダインは接着剤だけでなく、パテも充実しています。接着と同じように、目的や素材に合わせていろいろな種類が発売されています。模型でもおなじみエポキシパテですら、コンクリ用とか、水中用とか、リアルロボットアニメのバリエーションのような種類がいます。そのなかから今回紹介するのは青いカラーが印象的なパッケージ、こちらがセメダインエポキシパテ プラ用です。

パッケージを開けると、筒状のケースとビニール製の手袋1組みが入っています。エポキシパテは素手でさわると手がかぶれる場合があります。だから手袋が必要になるんですね。そしてこのビニール手袋はほぼ使い捨てになるので、ぜひ予備の使い捨て手袋も買っておくと便利です。

端の保護シートを外し、パテがくっついてもいいカッターで切りましょう。エポキシパテは原則粘土状の主剤と硬化剤のふたつを混ぜ合わせることで硬化しますが、このパテは2剤が内外で2層構造になっているので、切るだけで適切な比率に揃うという親切仕様です。

最初は濃い青と白の2色がはっきりわかれているので、色が混ざり合って濃淡がなくなるまでこねます。手袋に水をつけておくと手袋にパテがつきづらくなります。

よりオススメなのはワセリンの類です。白色ワセリンを手袋につけてよくなじませて、薄くバリアをつくるとかなり快適にパテをこねることができます。オススメっす。

しっかり混ぜ合わせると、薄く水色がかった白色の状態になります。パテが硬化するまでの作業可能時間は30分ほどあるので、まずはしっかりと混ぜ合わせるようにしましょう。

固まるとこんな感じに、ワセリンを使うと表面がツヤっとしますが、おおむね他のパテと同じようにやや表面がサラッとした、乾いたような表情に変化します。ベタつきもなくなるぐらいまで完全に固まるには1日ほどを要しますが、数時間経てばいわゆる生乾きの状態になり、ある程度ナイフで切りやすい状態になります。

完全にカチカチになったら、あとはヤスリでもガリガリ削れます。削った表面がなめらかでキレイですね。密度が高いことを感じさせます。

なんといってもこのプラ用の特徴は、柔軟性が高いことです。まずこのようなへの字に練ったものを見てください。

それがここまで! 曲がります。しかもまた元に戻ります。薄く作れば柔軟性高く、厚くすればしっかり硬く、という盛り方で特性の変わる素材になっています。

混ぜ合わさった段階で結構薄くできるので、布のような柔らかいものの表現もできます。柔軟性も合わさってまさにスケール感のある布といった感じになりますね。

盛り付ける時は金属などパテがくっつきづらいものを使います。空気が入らないように、しっかり薄く広く盛っていきましょう。


ベタつきが完全になくなったらヤスリの出番です。ガンガン削って、表面をキレイにしていきましょう。絶妙なふくらみを表現するのが得意なのがパテです。こんな感じで足し盛りしてくださいね。

オモリを抑えるときに使ってもよいですね。接着的な要素にもバッチリ力を発揮してくれるので、オモリをこっそり埋め込む力もあります。異素材なら磁石の固定なども考えられますね。
エポキシパテプラ用の柔軟性により、やわらかい布表現や、曲面にしっかりとした密着などを実現してくれます。さらに、少し厚めに盛ればしっかりと角を出すこともできます。プラモのような複雑な面構成を持ったものにより対応できるこの「プラ用エポキシパテ」を練ってどんどんカタチを作り出してください。
