特集/III号戦車のプラモを水性アクリル塗料の筆塗りでかっこよく仕上げたい!

 バックトゥベーシック!という気持ちでタミヤの戦車模型をなるべく説明書の言うがままに作ろう……というのをやったのですが、自分がまとめて読みたくなったのでまとめておきます。指定色をチューニングしながら筆でなすりつけたり伸ばしたりつついたりして、なかなか楽しく戦車模型が完成します!その軌跡をどうぞご覧あれ〜。

 まずは塗らずに全部組む!戦車模型は組んでから塗れるのが楽チンで素敵ですね。箱絵どおりのこんもりしていてメカニカルなIII号戦車が初めて自分のものになったというのがちょっとうれしい。しかし実売2300円でこのプレイバリューってけっこうすごいな……。さて、ここから説明書が言うとおりに塗ってみようじゃありませんか。

 ダークイエローの明度と彩度をアップするなら、この方法が良さそう。白で明度を上げて、下がった彩度をクリヤーイエローで補う、という考え方です。ただ黒を混ぜたり白を混ぜたりして明度をコントロールしても思った通りの色にならないときはクリアーカラーで彩度を調整するのがGOOD

 色が決まったら面相筆でドキドキしながら迷彩塗装を描いていきます。ニョロニョロした線のパターンは説明書の塗装図を参考に、「だいたいこんなもんでしょ!」と胸を張ってやっていきましょう。すっごいワイルドな仕上がりに見えますが、戦車模型はここまでで塗装の楽しさが半分!もう半分で一気に「いい感じじゃん!」となるはず

 ワイルドな筆塗りでも細部がビシッと決まっているとそれなりに迫力が出るんじゃないかという「あんま料理しない男の考えた最後に好きな調味料突っ込むメソッド」みたいな感じでIII号戦車の仕上げにかかり始めたワタシ。こんな細部塗装にも「オレにはオレの好みがあるぜ」ということで人それぞれレシピがあるの楽しいよね。

 戦車模型を最後の最後にめちゃくちゃ盛り上げてくれるこの万能調味料。もはや味の素と言っても過言ではないくらいルックに調和をもたらし、なんだかリアリティを付加し、粗を隠すどころか「えっ、なんかめっちゃうまくない!?」という雰囲気を醸し出してくれるのだからさあ大変。まずは一本備蓄しておきましょう。

 最後にツヤ消しスプレー(水性プレミアムトップコート/ツヤ消し)を吹いて、スポンジを使ったチッピングで傷を描いてついにおしまい!勢いで塗っていた戦車にも文字通りバフがかかったことで、筆塗りの荒々しい(どうなることかと思われたムラや凸凹を含む)タッチもなんだかもんやりと調和。ここにタミヤのIII号戦車L型が完成いたしました。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。