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【塗料レビュー】日本戦車迷彩の「背骨は黄帯」だった。筆塗りの迷いを消した一本線の話。

 太平洋戦争で日本軍が運用した戦車の塗装はとってもユニーク。緑、土色、茶色、そして黄帯という一度見たら忘れられないし、戦車模型を始めたばかりだと「え? この迷彩なんか大変そう……」とも思ってしまいます。実際、久しぶりに日本戦車を塗装してみたところ、いきなり苦戦を強いられました。しかし! そんな苦戦を取っ払ってくれたのが、この迷彩の最も目立つ「黄帯」だったのです。これこそ日本戦車迷彩色の「背骨」であると確信しました。

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 マホガニーサーフェイサーを下地に吹いたので、まずは色変化がわかりやすい「緑」から塗ってみました。そしてこの後に茶色や土色を塗ろうとしたのですが、なんとも筆が進まない……。そう迷彩の塗り分けの指針みたいなのが見えにくいのです。緑はまだいいのですが「茶色」「土色」という、色名だけ聞いたら「君たちほぼ同じでは……?」という親戚みたいな色が隣り合うのです。

 そんなモヤモヤを解決してくれるのが黄帯です。実際に説明書の塗装パターンをじっくり見ていると、この黄帯を中心に各色が肉付けされているように見えます。「黄色って発色しにくい色」という先入観から、弱腰になっていて後から塗ろうと言う気持ちに……。しかし、日本戦車を塗る時はこの黄色からバシッと決めていく勇気が必要なのかもしれません。

 使用したのはGSIクレオスの「Mr.カラーGX キアライエロー」。この黄色、隠蔽力がとても高いので、しっかりと発色してくれます。黄色の塗装がちょっと怖いなぁ〜という弱腰を叩き直してくれます。

 各色を塗るための背骨である「黄帯」が爆誕しました。マホガニー下地の色と緑に黄帯が入るだけで、なんだかすでにそれっぽくはなっていますね。

 あとは黄色の帯周辺の迷彩色から塗っていくだけ。迷走していた塗装に、黄帯という指針ができただけあっという間に各色塗っていけました。あとは迷彩や黄帯の形状を整えていけば、塗装は完了します。日本戦車の迷彩にチャレンジする時は、ぜひ黄帯から塗ってみてください。この帯が、あなたの迷いを取り払い導いてくれることでしょう。それでは〜〜。

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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