タミヤアクリルの筆塗りで戦車を楽しむ/ダークイエローの冒険

▲タミヤアクリル XF-88ダークイエロー2をネチネチと塗る。乾燥するとガッサガサのツヤ消しになります。

 おもむろにIII号戦車を塗ります。組み立てはじゅうぶん楽しんだので、暇な時に黒いサーフェイサー(下地塗料)を塗っておきました。あまり考えずに「とりあえず黒くなってるとあとあと楽そうだな」と思ったわけですが、さて。

 で、フミテシによる「ダークイエローをお好みの色で塗るのがええんよ」という言葉になんだか勇気をもらい、おもむろに好きな色を作ってみます。実験するときは車体の裏を使う。ひっくり返さなければ見えないもんね。

 「XF-84 ダークイエロー2」は思ったより明るくていい色だなと思ったのですが、もっと明るさと鮮やかさをプラスしたほうがドラマチックな感じになりそう!ということで、混色すると何が起きるかをさらに試します。

▲「XF-88 ダークイエロー2」に「X-24 クリヤーイエロー」を混ぜてみた。

 クリヤーイエローを足すと鮮やかさがアップします。いわゆる「彩度」が足されて黄色の成分が強くなるわけですな。乾燥した後にもガッサガサのツヤ消しにはならず、しっとりした半ツヤになるのがいいんですってよ(受け売り)。厚塗りになったところは下地の色もしっかりと隠れていますね。

▲「XF-88 ダークイエロー2」に「X-2 ホワイト」を混ぜてみた。

 ホワイトを足すと明るさがアップします。いわゆる「明度」が上がって白っぽくなるのですが、反面彩度が下がってわりとぼんやりした色になります。「X-2 ホワイト」はツヤありの色なので、こちらも乾燥後はカッサカサにはならず、1/3ツヤくらいになります。なるほどなるほど。

「XF-88 ダークイエロー2」と「X-2 ホワイト」と「X-24 クリヤーイエロー」をブレンド。

 ダークイエローの明度と彩度をアップするなら、この方法が良さそう。白で明度を上げて、下がった彩度をクリヤーイエローで補う、という考え方です。ただ黒を混ぜたり白を混ぜたりして明度をコントロールしても思った通りの色にならないときはクリアーカラーで彩度を調整する、というのはアーマーモデリングの特集でも書かれていたので絶対に読みましょう。

 さあ、色が決まったら先の丸い平筆で叩きつけたりなすり込んだり軽くなでたりしてプラモの表面に色が付いていくのを楽しんじゃいましょう。とか言ってますが、正直こんな塗り方したことないから怖いのなんの。本当に着地できるのか?この戦車の明日はどっちだ?冒険はまだまだ続くんだぜ……。

<a href="/author/kalapattar/">からぱた</a>
からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。