【特集】筆塗りで飛行機模型を楽しむぞ。週末が楽しくなる筆塗り体験詰め込みました。

▲飛行機模型の筆塗りの楽しさお届けします

リニューアルし一気に塗りやすくなったことで、筆塗りが楽しみやすくなったGSIクレオスの「水性ホビーカラー」。そしてタミヤの定番水性塗料「タミヤ アクリル」。これらは匂いも少ないのでリビングで筆塗りをすることができます。そんな塗料の特性や筆塗りの手法を知り、実際に「飛行機模型」を筆塗りで楽しんでみましょう! 1/72スケールの飛行機模型と筆塗りは相性が良く、週末や休日の時間を利用して、とても楽しい塗装時間を過ごすことができます。ここではこれまでのnippperの飛行機筆塗り記事をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてあなたも水性塗料の筆塗りで飛行機模型を楽しんでみてください。

■「天空×字拳」(てんくうぺけじけん)を決めろ!

▲組み終わった飛行機模型のコクピットに塗料がついた筆を突っ込んで、グルン!!!
▲キャノピーをつけると……中はほとんど見えない!小さくて見えない! 大丈夫でございます

 飛行機模型はコクピットパーツを塗装してから、コクピットを胴体で挟み込んで組み立てます。でもコクピットの製作に注力したものでなければ、なんと無く色分けされていれば、思い切りのぞき込まない限り気になりません。キャノピーさえ接着しなければ、組んだ状態の姿も楽しめ、その後に塗装も楽しむことができます。そして組んだ状態の飛行機模型の上空からコクピット目掛けて筆を突っ込み、筆をグルングルン! これを私はドラゴンボールの必殺技をリスペクトし「天空×字拳」と呼んでいます! そんなバカな…と思うかもしれません。でもこれがいけるんです。

■キーワードは筆で「叩く」! ポンポン塗りはお手軽に良い感じになるよ

▲全体をスタンプするように塗る。これがポンポン塗りです
▲水性ホビーカラーの濃度のポイントも解説してます

 筆塗りでよく言われる「筆ムラ」。悪者のように言われますが、筆ムラなしで塗るのは難しいです。筆塗りで均一に塗るという考えは一旦置いておいて、この筆ムラと一緒に踊ってみましょう。そこでオススメなのが筆をポンポン叩くようにして塗る塗り方。スタンプしていくようにして面を塗りつぶしていくので「描く」とは異なる雰囲気が出ます。そして何より簡単です。筆塗りの苦手意識がなくなると思います。

■迷彩塗装は怖く無い! むしろ筆塗りと相性抜群!!

▲ポイントは迷彩の縁取り! 後は縁の中をポンポン塗りつぶすだけ

 迷彩の筆塗りって一見難しそうに見えるかもしれません。これが実はそんなことはありません。むしろ単色で塗り上げるよりも様々な色が乗るので粗が目立ちません。ポイントは塗装図を見ながら迷彩の輪郭、縁を最初に塗ることです。これができれば後は塗りつぶすだけ。大丈夫。迷彩は楽しい!

■デカールはプラモをカッコよくまとめる魔法

▲Before 塗り上がった状態を見て、これでいいのかな〜って不安になることあると思います。大丈夫!
▲After 上の状態にデカールを貼っただけ! デカールが一気にまとめてくれます

 筆塗りが一通り終わると、これで大丈夫かな〜と不安になります。僕も初めて筆塗りした時になんかピリッとしない感じで、ついつい何度も塗りをいじって土壺にはまりました。この不安を解消してくれるのが「デカール 」なのです! 一通り塗り終わったらデカールまで貼ってください! デカールのピシッとした文字やマーキングがあなたの筆塗りをまとめあげます。そして筆塗りはデカールを貼った後も細部の塗り直しがやりやすいので、気になるところがあったらデカールを貼った後にペタペタ塗り込んでいきましょう!

■デカールの余白問題をさっと解決してくれる奥の手!!

▲このちょっとしたペロペロの余白に苦しめられたことあると思います!

 デカールのニスの余白。貼る前にカットしておけば良いのですが、ついついズボラになりがち。そしてデカールを貼ってから「機体からはみ出てるやん…」ってなり、数分前の自分を呪います。でも大丈夫。僕らが大好きなあの接着剤でさっとひと撫でしてやれば解決です!!

■ウェザリングカラーは「2色」使うと良い感じになる!

▲2色使えば模型の上で混ざり合って、2色以上の色が模型を包みます

 筆塗りした模型を一気にカッコよくしてくれるのがGSIクレオスの「Mr.ウェザリングカラー」。先程のデカール同様、筆塗りをまとめあげてくれるキーアイテムです。単色でもいい感じになるのですが、ぜひ2色以上使ってみてください。模型の上で混ざり合ってジラジラ〜っとなり雰囲気抜群になります。予想を裏切る良さになることもありますよ。これであなたの筆塗り飛行機はとてもカッコよくなります!

 

■筆塗りは「期待と不安」の反復横跳び。だからこそ楽しい!!

▲机の上の小さなスペースで行われる筆と飛行機プラモの戯れ。どんどん塗り上がっていくこの時間が幸せ

 筆で何度も模型を塗るたびにドキドキします。「うまくいったぞ!」「これはやっちまったな〜」そんな気持ちが物凄いスピードで何度も行ったり来たり。筆を止めてじっと待ってみたり、明るい色をちょっと足してみたり。あなたが筆塗りしながら抱く「期待と不安」が模型を染めていく……自分の感情が模型に乗る。僕が筆塗りって楽しいな〜と感じた時間をまとめた記事で。技法とかは一切ないですが、筆塗りのワクワク感を詰め込んでみました。

■平筆の苦手意識を吹っ飛ばしてくれたタミヤ モデリングブラシHG 平筆

▲キャノピー以外はほとんどこの平筆で塗装したタミヤ 1/72 スピットファイア

広い面を一気に塗れて、さらに薄い穂先で平筆とは思えないタッチや使い心地を実現している「タミヤ モデリングブラシHG 平筆」。飛行機模型の筆塗りにもとても力強い仲間となってくれると思います! サイズも中、小、極小と塗る模型のサイズで使い分けられるようになっています。単価もお手頃なので、ぜひあなたのチームにも迎えてみてください。模型の筆塗りが楽しくなること間違いなしです!

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。