


ばくざんフミテシ、締めの一手は「Mr.ウェザリングカラー 」。これで筆塗りとデカール部分が馴染んで、あなたの飛行機模型の雰囲気が一気に上がります! ウェザリングカラー は1色だけじゃなくて、あなた好みの色を「2色」ピックアップすると、より面白い表情を模型に与えることができますよ。1色だけだと汚れは「使用した1色だけ」で表現されますが、2色使えば模型の上で混ざって「2色以上の表現」になるからです。これが深みが勝手に出る理由です。まずは使ってみて、「こうなるのか〜」ってわかると色々できると思います。これ使ったらどうなるのかな〜とかビビったり、人の作品を見てわかった気になるよりも1回筆を取った方があなたに取って何万倍もの楽しみをもたらしてくれると思います。考えるな!感じろ!!! やってみよう!!!

1色目の汚しにはマットアンバーを使います。絶対に全体にびしゃ〜〜って塗らないでくださいね。各所にチョンチョン塗って、平筆などで伸ばすようにしていく、汚れとツヤが各所でランダムになって「良い感じ」になります。ウェザリングカラーは完全つや消し塗料で、塗った箇所のツヤも一気に落ちますよ。このマットアンバーで長い時間が経過した汚れ、洗ってない車の表面みたいな雰囲気が出せます。




次に最近ついた汚れをイメージする色上塗りします。今回は地中海や北アフリカの砂漠などで戦ったスピットを塗っていますので、直球で砂汚れを選択! nippperでも過去に紹介した「ホワイトダスト」です。イエロー系の上でもしっかりと砂埃の色が出る色で、1度使ったら手放せないほど最高の色味です。これを塗っていきます。

汚しのメリハリは色だけではなく「置く場所」にもあると思います。ホワイトダストのように砂色が明るく出る部分は他の箇所と色が一気に変わるので必然的に目立ちます。ですので「ここ汚れそう〜」って部分にピンポイントで置いてみたりして他の部分と差をつけると、模型がよりよく見えるはずです。全体にビシャ〜ってやるよりも絶対に雰囲気出ますよ。塗料の量も少なくて済むから経済的!



キャノピーを接着しないことで、飛行機を組んだままガンガン筆塗りした本連載。フィナーレはキャノピーの接着です。塗膜も侵さないし、クリアーパーツも曇ることがない便利なセメダインの接着剤「ハイグレード模型用」があればストレスなく接着できます。


1/72スケールのタミヤ スピットファイアが完成です。オール筆塗りで4時間。実に楽しい時間でした。最高のノーサイド。筆と塗料、模型、そして思う存分楽しんだ自分を称えましょう!!
高性能になった水性ホビーカラーは、塗膜もしっかりしておりウェザリング塗装にも十分に耐えてくれます。ウェザリングカラー うすめ液に浸食されることもなく、楽しく僕の模型を歴戦にさせてくれました。この最後の締めが本当に楽しい! 筆塗りしている模型が、「デカールを貼ること」と「ウェザリングカラーで雰囲気が爆上がりする」という経験を僕は得た時、「これでどんどん筆塗り楽しめるじゃん!」って本気でなりました。もうあなたの心にも怖いものはないでしょう。今日、いっちょ筆塗り楽しんでみましょうよ! 考えるより筆を取ってみて。絶対に楽しいからね。じゃあな!!!