年末、nippperの記事を頼りに僕の中での最短ルートを組んでジェット戦闘機プラモ筆塗りにチャレンジしたら、元旦からご機嫌な結果をゲットすることができました!! 1日3時間くらいで、2022年12月30日、31日、2023年1月1日の3日間でハセガワの「1/72 F-16A プラス ファイティングファルコン」を完成させることができたんですよ!! 僕が道標に参考にしたり、確認したりした記事をピックアップしてみました。2023年のスタートに、筆塗り飛行機模型、めっちゃ楽しいですよ!! それではGO!!!!!
広い面の塗装に使用する筆はタミヤのモデリングブラシHGII 平筆で行くぜ!!
細部塗装は「ウィンザー&ニュートン シリーズ7 No.0」
良い筆は、一気に上手くなった気にさせてくれる最高のパートナーです。僕は上記の筆をよく使います。広い面はタミヤ、細かい塗り分けやリタッチはシリーズ7という感じで筆を持ち替えて塗っています。繊細に塗るというよりも大胆に! 勢い任せ!! みたいなゴリラ塗りっす。でも塗りあがった時は「いい感じにできたな〜」といつも楽しんでいますよ。
下地も透ける。塗り心地は「下地を溶かさないラッカー塗料」と言った感じ! 水性ホビーカラー
いい感じの隠蔽力、しっかりとした食い付き、半光沢や光沢のツヤの美しさ。そしてほぼ無臭。筆塗りにぴったりの塗料です。最初から筆塗りに適した濃度になっているのも見逃せません。専用の水性ホビーカラーうすめ液があれば、希釈もできるので、さまざまな表現が可能です。塗り心地はラッカーのMr.カラーにとっても似ています。異なる点は下地を溶かさないということ。下地が溶けないMr.カラーって考えるとすごくよく思えませんか? 塗面をコントロールしやすいので、筆塗りも快適に楽しめますよ。
黒を塗るだけでキャノピー塗装は怖く無い!!
キャノピーの枠は、メインカラーを塗る前に黒を先に塗っておくことで、透けを防止することができます。これをしておくだけで一気に見映えがよくなりますよ。その黒のオススメの塗料を記事で紹介しています。
ジェット戦闘機の大量のデカールの助け船をゲットしよう!!
このツール、使ってみると震えるほど感動します。今までのデカール貼りはなんだったの!? て思えるほどです。このおかげでF-16の細いラインや、注意書きのデカールなどをペタペタ貼っていくことができました。長時間潤った状態ででカールを放置できるので、多数のデカールを使用するジェット戦闘機のプラモはピッタリです!!
ぽよぽよした筆塗りも、タミヤのダークブラウンを塗っておけばカッコよくなる!!
タミヤのスミ入れ塗料は、あらかじめしゃばしゃばに薄く調整されている塗料。これをプラモに刻まれた線などに流すと、彫刻に塗料が流れ込み「影」を表現することができます。それにより立体にメリハリが生まれてカッコよくなります。そのスミ入れ塗料の中でもダークブラウンの便利さは別格です。模型全体に薄く塗ると、汚れ表現を纏わせることもできます。筆ムラや色味のばらつきも、この塗料を上からフィルターをかけるように塗ってあげるだけで一気に落ち着きます。ぽわ〜っとしていた塗面が一気に引き締まります。これを一度体験すると、ある程度ラフな筆塗りでも「最後でどうにかなるんよ」の気持ちが芽生えるので、筆塗りの完走率も急激にアップしますよ!
あれってどうだったけ? が間違いなく今のnippperの中には格納されています。それを取り出したら、ぜひやってみてください。初めてやること、確認として自信をつけること、さまざまな用途に使えます! さぁ、2023年もバシバシプラモを楽しんでいきましょう!! 今年も一人でも多くのプラモ仲間が増えることを目標に、フミテシは模型を楽しんでいこうと思います!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)