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ガンプラと最高の誕生日/「ガンダムアッセンブル」がプレゼントしてくれた、息子の成長のかたち。

  「お父さん、今日は誕生日だったよね。このザクはお父さんにプレゼントするね」。

  息子が言ってくれたまさかの一言で、最高の誕生日となったのでした。

 最近息子は僕フミテシの部屋にやってきて、僕が作った「ウォーハンマー」と「ガンダムアッセンブル」をバトルさせるのがお気に入り。そこで、まだ作っていなかったヒート・ホークを持ったザクのランナー(プラモデルのパーツが繋がっている枠)を見せると、「僕も作ってみたい!」と言ってくれたので、一緒に作ることにしました。

 BANDAI SPIRITSのプラノサウルスを作った時に教えた、ニッパーの使い方や二度切りもすんなりやっていてびっくり。あの頃より手が大きくなったな〜と父テシな視点になってしまうのでした。

 パーツを切っていると思ったら、机の上に転がっている紙ヤスリをおもむろに掴み、パーツを削り出しました。

 「切った後の部分に傷をつければ、弾くらったみたいになるね!」

 震えるぞハートッ!! 良い発想〜〜。プラモデルを一緒に作るって本当に楽しいぜと思わせてくれる一言に感動っす。

 ものの10分で完成です。小学校2年生でも迷いなく組み立てられる「ガンダムアッセンブル」。ニッパーも使う楽しさも教えてくれるので、最高のガンプラだと思います。

 早速ウォーハンマーVSガンダムアッセンブルのドリームマッチが開幕! スペースマリーンに襲いかかるザク!! 息子の脳内では壮絶なバトルが繰り広げられていました。

 そして「お父さんが作ったガンダムとか色が塗ってあるから、僕のザクも塗ってみたい」という嬉しい一言が。そこでガンダムアッセンブルカラーを準備。水だけで希釈ができて、匂いもほとんどしないので子供にも安全安心なのだ。

 「緑は2色あるけれど、どっち塗る?」と聞くと、「濃いめで」。俺がラーメン屋に入って言う一言みたいに濃いめのグリーンをセレクト。

 これよこれ!! 筆をいきなり塗料にどっぷり浸ける。これこそ筆塗りの真髄! このまま塗るとザクが厚化粧になってしまうぞ! でもこのどっぷり浸けたことを活かして、僕は息子にドライブラシを教えようと思いました。

 「めっちゃ塗料がついた筆を、このペーパータオルで拭ってみよう! 色がつかなくなるまでやってみて」。息子は筆についた塗料を、ペーパータオルで一生懸命拭いました。

 「そうしたら、そのカサカサになった筆で、ザクを擦ってみて」。

 「すごい!! 擦るだけで緑になった! ザクが緑になった!!」。

 最高です。グレーのプラスチックに色がつくのって本当に楽しい! 全体をカサカサと擦っている筆の動きを見ていると、僕も筆塗りがしたくなってきました。

 完成! 素晴らしいザク! アッセンブルカラーはドライブラシ専用塗料なのでは!? そんな気持ちにさせてくれるほど、綺麗に緑が塗れました。奥まったところやスジ彫り部分は、もともとのグレーの成型色(プラスチックの色)が残っているので、良い塩梅でグラデーション効果が生まれています。

 息子が塗ったザクが本当にカッコよかったので、「完成したし、撮影してみようよ!」と提案。カメラのセッティングだけしてあげて、彼にシャッターを切らせてみました。ボタンの半押しでピントを合わせるのよ〜という微妙なニュアンスも、小学2年生にもなると伝わります。コミュニケーションを取りながら遊べるようになると、さらに楽しさが倍増。子供といる時間がより豊かになるな〜と感じさせてくれるのでした。

 ナイスプラモ! ナイスショット! そして最後に息子が、「めっちゃ楽しかった! お父さん、今日は誕生日だったよね。このザクはお父さんにプレゼントするね」と言ってくれたんですね。ザクも嬉しい、一緒にプラモも楽しめて最高。42歳になった初日から、プラモデルで幸せな気分になれたのでした。おしまい。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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