
プラモ製作でも一番難しそうに見える作業、それは塗装なのではないでしょうか? センスと技術が必要そうだし、何より有機溶剤は扱いが難しそう……。しかし昨今、GSIクレオスのあの「水性ホビーカラー」がリニューアルされ、そんな悩みを吹き飛ばすような存在となりえるかもしれないのです!
というわけで、今回はそんな「水性ホビーカラー」を使用して筆塗りをしてみましょう。お部屋の中でも省スペースで快適に塗装を楽しみたいですよね~。まずはその様子をどうぞ。







半乾きの時でも触らずに、完全に乾いてから塗るようにしましょう

成型色を活かした部分塗装仕上げにはとても強い味方です

しっかりと混ぜるのがポイントです

この状態までの所要時間は1時間30分ほど。塗装とあなたの距離が近くなった気がしませんか?
水性塗料に関しては、長らく日本の模型シーンでは、乾燥に時間がかかり、さらに後から別の種類の塗料を重ねると塗った面が溶けてしまうなど、昔の水性塗料のイメージを引きずったままでした。しかし近年注目されるようになった海外の高性能水性塗料が見直されたことで、「塗装」についての見方も大きく変わったと思います。臭いのが当たり前、準備は大変、お片付けも大変。そんな常識が崩れ始めてきたところに、国内の塗料メーカーもしっかりと新商品を出したことで、モデラーにとってまた良い環境が整いました。塗料ひとつとっても見てもこのような変化が生まれています。食わず嫌いはやめて、ちょっと目を向けてみるともっと模型ライフが豊かになるものが転がっているかもしれません。僕自身もそのようなものを見つけて、ご紹介できるようにしていきたいです。今度はエアブラシでこの塗料を塗って何か仕上げてみようと思います。お楽しみに。
■GSIクレオス 水性ホビーカラー 本体価格180円(税別)