飛行機模型専門誌「スケールアヴィエーション」の最新号に掲載されていた、二式水上戦闘機の美しい海のディオラマに感動。読了後に模型店で「あのような雰囲気の模型を作ってみたいな〜」と思いうろうろしていたら、素敵な模型と出会いました。「SWEET 1/144 二式水上戦闘機」です。もう、パッケージイラストがスケールアヴィエーションの表紙とシンクロしていて、迷わずレジに持っていきました。
SWEETは静岡県藤枝市にある国内メーカー。1/144の飛行機模型を多数発売しています。小さい飛行機模型ながらも、かっちりとしていてパーツ精度も非常に高く組んでいて気持ちが良いです。さらにプラモ作りに対して丁寧な解説なども添えてくれるので、とても温かみあるプラモを触っているな〜と思えます。
プラスチックの色が、零戦や二式水上戦闘機をイメージした明灰緑色になっているのが嬉しいですね。小さい飛行機模型らしく、カウルやプロペラだけ塗装して、デカールを貼ってフィニッシュ! という楽しみ方も味わえます。しかもプラモは2機入り。1機はサクッと楽しんで、もう1機はじっくり塗装してみようかな〜とい選択の幅もあります。海をイメージしたベースと滑車が付属するので、それらを活用してあなただけのドラマも作り出せます。大きな模型でディオラマを作るのは大変だけど、こういうミニスケは情景作りの初手には持ってこい。小さな飛行機だけど、その可能性は無限大なのです。僕もこのプラモで、「飛行機の情景」にチャレンジしてみようと思います。それでは〜。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)