

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は「フジミ模型 1/72 Cシリーズ No.15 愛知水上偵察機 瑞雲 11型」です。一時出展していなかった、プラモの祭典「静岡ホビーショー」にも今年再出展を果たすなど、精力的にプラモデルを送り出している新生フジミ模型。その新生フジミ模型の飛行機模型再生産の第1弾として世に送り出されたのが、この「瑞雲」です。再生産に至るまでの金型メンテナンスの様子なども、フジミ模型の公式X(@fujimi_co)でポストされ、プラモデルが生まれる裏側も楽しませてくれたキットです。

しっかりとメンテナンスされた金型から生み出された再生産瑞雲のパーツはピカピカ! モールドもシャキッとしていて、見ていてとても気持ちが良いです。そしてデカールも2セット入っているサービス仕様なのにも驚き。デカール貼りを失敗しても、「まだ残機があるぞ!」と立ち上がることができます。嬉しい!

瑞雲11型は、日本海軍の航空機。水上偵察機でありながら急降下爆撃能力や、良好な空戦機動力もよろしく! とめちゃくちゃ鬼な要求から生まれた飛行機です。そのためかなり特徴的な飛行機になっていて、模型としても面白いのです。水上偵察機と言えば、上の写真のフロート。これが飛行機についているだけで、かっこいいということは紅の豚に教わった世代です。

瑞雲の特徴の一つがこの「ダイブブレーキ」。水上偵察機でありながら、急降下爆撃するぞ! ってなったので、フロートの支柱に装備されています。この特徴的な装備の開閉を選択式で選べるほか、改修後のスリットのあるタイプのパーツもセットされています。

胴体のパーツを見てもらうと分かるのですが、このようにピカピカ! しっかりとメンテナンスされた金型で成型されると、ここまでキレイになるのです。このパーツを見るだけで、新生フジミから再生産が予定されている飛行機模型が楽しみになっちゃいます。

エンジンはこのようにカウルの中に彫刻で表現されています。パーツ数の省エネ化が図られているのですが、このエンジン周辺に接着する排気管パーツだけがちょっと手強いのです。

こちら。このアポロのような小さな物体が、エンジンカウルに接着する排気管になります。こちらを1個1個切り出して貼り付けます。机の上を整理してから、よく切れるニッパーで切り出しましょうね。

およそ30年前のキットですが、組み立ては良好。そして今はとても性能の良い「流し込み接着剤」が売っているので、これさえあれば組み立てもスイスイいきますよ。

フロートの取り付けも、3点でがっちり保持されます。ここも速乾性の流し込み接着剤でがっちりと接着すれば、がたつくことなくキレイに組み立てられます。

ディスプレイ用のドーリーパーツが付属。お部屋に飾るときも安心です。この他に、60キロ爆弾も付属し、翼下に装着できます。

組み上がるとこの美しさ! 凹モールドもクッキリハッキリしているので力強いですね!

キャノピーのフィッティングも問題なし! 開閉状態が表現されたパーツがそれぞれセットされます。閉じた状態が1パーツなので、組み立てがとっても楽です。

1/72スケールのコレクションサイズで、ちょっとスペシャルな水上偵察機を楽しめる「フジミ模型 1/72 Cシリーズ No.15 愛知水上偵察機 瑞雲 11型」。美しいプラ成型のおかげで、素組みがめちゃくちゃかっこいいです! 組むだけであなたのお部屋にかっこいい飛行機をお迎えできるので、ぜひこの週末楽しんでください。それでは!