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ゲームから入る小さくてかわいいプラモデル/ルビコンモデルの巡航戦車コメット

▲戦車プラモを作るときに大変な車体の箱組みがあらかじめ完了している、楽ちん!砲塔もガイド付きで組み立てやすいのがうれしい

 ミニチュアゲーム『ウォーハンマー40,000』が好きです。2月頃にこれに触れてというもの、ミニチュアやゲームのコマとして扱われる小さなスケールのプラモデルへの執着というか、愛着がドカンと大きくなりました。そこで「1/56スケールでウォーゲームのコマとしても使えるプラモデルがあるよ」という話を聞いたらもう、飛びつくほかない。ルビコンモデルが1/56スケールで販売しているラインアップから「A34 コメット」という戦車を買って組むことにしました。

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▲パーツの取り付け位置が複雑かと思いきや、どれもちゃんとガイド用の彫刻があります

 じつは海外の戦車プラモデルに対して、ちょっと苦手意識がありました。パーツが歪んでいたり、どこにどう組み付けるのか明示されていなかったりする製品を組んだことがあったので。でも実際にコメットを組んでみれば、「この溝にパーツを当てて接着してね!」と形状でガイドしてくれたり、「ハッチを開けた状態で完成できるよ!」と、いろいろな選択肢と細かい気配りがありました。完成までの道筋がはっきりイメージできて、その先にある「遊ぶ」ことへの階段をどんどん上がっていける印象です。ただパーツが離型剤っぽいものでぺたぺたしていたのが気になったので、台所用洗剤で洗っておきました。

▲砲塔や車体前部のハッチは開いた状態でも組み立てられます。ここに乗員がいたら楽しいんだろうな~!
▲履帯に収まる転輪の裏側もバッチリ造形されています。裏側は見えずとも「車輪がある」ことが分かる部分なので、細かく造形されているとうれしい部分

 おそらくゲームで使うミニチュアに共通して重要なことは、「集めやすくて」「すぐ完成できて」「遊びたいときにすぐ遊べる」こと。さらに欲を言えば「造形がかっこいい/きれいと思える」ことでしょうか。このコメットも小さな1/56スケールで戦車らしく、かっこよく見せるためのラインを最大限拾っている気がします。本来人間の何倍もでっかい機械が手のひらサイズになるって、かわいい。あと1輛の価格が安いので、気軽に集められるのもいい!

▲ミニチュアゲーマーは撃破ミニチュアをひっくり返したり、コケさせて表すことがあります。裏側もちゃんと造形されてて、デコボコしてるのがかわいい

 そうです、「でっかいはずのちっちゃいメカ」ってかわいいんです。手のひらに収まる形の、本来10m近くある大きさの機械が大好き。パキッと決まった彫刻や、サイズの制約を受けながらも表現したい気持ちを感じられる砲口や履帯前面の細やかな造形を見ると「かっこいい」「きれい」より先に「かわいい」が来るんです。

▲シタデルカラーのコントラストや標準瓶と比べてもちっちゃい! どんなゲームで遊ぶのかをちょろっと調べたところ、歴史を再現するゲームが多いそうです

 これだけかわいいと、同じスケールの戦車をもっと集めたくなりますね。次は同じ英国つながりでクルセイダーもよさそうだし、イタレリ製キットに手を伸ばすのもよさそう。……その前にこのコメットをかっこよく塗ってみようかな。やりたいこと満載! あなたも集めて遊ぶホビーに飛び込んでください。

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雪城あさぎ

平成生まれのアラサー。ライターが本業だが、ハムスターになってプラモやガレージキットを作ったり、絵を描いたり、YouTubeで配信したりする。コトブキヤとウォーハンマーとじゃがいもが好き。

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