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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ランチボックスのような形に戦車模型の楽しさ満載!/ルビコンモデル 1/56 M106A1 自走迫撃砲 レビュー

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃおうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、手のひらサイズの箱みたいな車両に、戦車模型の楽しさがみっちみちに詰まっている「ルビコンモデル 1/56 M106A1 自走迫撃砲・M30 迫撃砲・クルー」をご紹介します。

 箱のイラストがすでにインパクト満点。車両の中から迫撃砲がぶっ放されています。

 その正体が彼らです。このM106A1 モーターキャリアーという車両は、アメリカが開発し世界中で使用されている装甲車両M113のバリエーション。M113にM30 107mm迫撃砲を搭載したタイプです。このM113タイプの車両は、タミヤの戦車模型「ミリタリーミニチュア」でラインナップされていて、インテリアまで表現されている素晴らしいプラモです。その面白さをこのルビコンモデルも継承し、1/56スケールという小さいサイズの模型の中に、インテリアパーツまで表現してキット化しています。しかもパーツを細かく分割するのではなく、大きなパーツに細かなディテールを彫刻して表現しているので、パーツ数も抑えられています。週末に作るのにぴったりのボリューム感です。

 ランナーは4枚。車体はシンプルに板と箱の上のパーツで構成されます。また車両クルーと、迫撃砲チームのアニキたちが付属します。このキットだけでベトナム戦争の景色が生まれてしまいます。

 こちらがインテリアパーツ。基盤のようなものがこのように彫刻されています。奥には他のインテリアパーツを取り付ける長方形の穴がありますが、そのサイズも大きいので、パーツの接着も容易です。

 このように車体の内側に接着。一気に車内のディテールが豊かになります。

 また完成後も車体とシャーシを分けることが可能なので、好きな時に中の景色を楽しめます。エンジンも素晴らしい仕上がりです。ドライバーはほぼ1体分のボディが成形されているタイプと、胸像タイプをお好みで選択可能です。またこのキットのハッチも開閉選択式。開けた状態にすれば、車両の状態でも中を覗けます。

 足回りもスマートな設計で、30分で組み上がります。履帯の上下は繋がった状態で成形されています。前後のカーブする部分のみ1パーツずつ貼るタイプなので、すぐに形になります。さらに履帯には転輪を指す突起がついています。これによって転輪の位置がビシッと決まります。

 このように、車体に転輪を接着することなく、足回りの構成が完成するので、塗装も大変しやすい構成になっています。組み立てやすさと塗装のしやすさを両立した素晴らしい構成です。

 先ほど中に乗せていたアニキたちを外に出せば、迫撃砲チームが爆誕。迫撃砲は車内に積む用と車外で使用する用の2つが入っているので、アニキたちの移動だけでこの景色が爆誕します。

 たくさんのアニキたちによる豊かな景色。指でつまめるサイズの車両に、戦車の楽しさがみっちり詰まっている本キット。まさに週末に楽しむのにぴったりのプラモですよ。ぜひゲットして、思いっきり楽しんでください。それでは〜〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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