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キャタピラの一体化でメリハリを付けた親切なプラモデル!/ルビコンモデルのT34/76

 箱を開けてびっくり。転輪と履帯(俗に言うキャタピラ)がすでに形になっているではありませんか。戦車といえば履帯ですが、これをちまちま組み立てるのはけっこう大変です。それがもうここまで一体化された状態からスタート、となると「これはすぐ戦車の形になるな」と実感できます。まさに「来た、見た、勝った」です。箱を開けて完成まで一気に進めたくなるようなプラモ。それが、ルビコンモデルから発売されているT34/76なのです。

 転輪とキャタピラがすでに一体化されていることにまず驚きましたが、追加で貼り合わせる転輪も5個繋がって一体化されています。戦車の足回りをここまで素早く組めたのは初めてで、開封してからずっとこのプラモには驚かされ続けています。10分もあれば足回りが完成します。

 この戦車、組み立て方法も面白いです。通常の戦車プラモの場合、箱型に組んだプラに転輪とキャタピラをつけていきます。ですがこのプラモの場合は、左右にスパッと分かれた箱に先程の一体化パーツを貼り付け、最後に合体させるのです。合体させた瞬間に戦車の形が目の前に立ち現れます。

 あとは砲塔やその他機体上部のパーツを上から被せれば完成です。足回りはさっくりと組めるのに対して、機体上部は積載品や機関銃のバリエーションが多く、自分好みにこだわりながら組めます。説明書には英語で「T34 は戦争中に改良・修理され続けたよ。工場や現場によっていろんなバリエーションがあるから、作り手のあなたのオリジナリティをぜひ出してみてね。」というような素敵なことが書かれています。
 「作り手によって細かく違うそれぞれのT34が完成するし、しかもそれこそがリアルなのだ」と説明書がお墨付きを与えてくれるようなものです。素早く作りたい部分は素早く、こだわりたい部分はこだわって作らせてくれるルビコンモデルの優しさを感じます。

 1/56スケールということで少し小さいかな……と思っていましたが、完成してみると案外ずっしりと存在感があります。集めやすい大きさで、しかも親切な設計。あまり馴染みのない縮尺ですが、楽しめること間違いなし。皆さんも是非1/56スケールというルビコン川を渡ってみてください!!!!

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