リサイクルショップでの突然の出会い。自分は見たことのないバイクのプラモを発見しました。「CB1100R」……なんだ、このドでかいフロントカウル。めちゃくちゃかっこいい。一目惚れです。
現在のCB系には見られない異様な迫力を感じます。こんな出会いがなかなかないです。作って確かめるしかないぜ!
調べてみるとこのキットは1982年に発売された40年選手!! シリーズNo.も「8」と、タミヤの「1/12スケール オートバイシリーズ」の初期のアイテムのようです。ホンダのCBの中でもトップモデルであり、レーサーレプリカのはしりと言えるスタイルで、当時の多くのライダーの憧れの的だったそうです。そんなストーリーもプラモを手にすると分かるのですね。タミヤは模型だけじゃなく模型の背景や時代の空気もプラモを通して教えてくれると実感しました。
1982年生まれのプラモですが、侮るなかれ! パーツはピタピタ合いますし、密度感も素晴らしい。フレームとエンジン、フロントフォークとリアスイングアームを組み立てて登場するこのお姿!! 一番カッコいい状態と個人的に感じます。
きました。フロントカウル。やっぱり大きい!! 各部をよく見るとセパレートハンドルにシングルシートが純正装備。ステップも後ろ目なような……バイク模型はさまざまな模型ジャンルの中でも、より実物に近い立体物なので、作りながら細部に思いを馳せて楽しめる濃度がとっても濃いですよね
組み立て完了! なんという大迫力! 実質レーサーレプリカであり、発売当時はCB系統で頂点のスペックを誇った勇ましさを実感。なにやら、そのままレースに出ても戦える戦闘マシンとも言われているそうです。すごいバイクとプラモで出会えました。
こうしてマシンの装備やフォルムから性能を想像できるのも、スケールモデルの楽しみ方だと思います。そして知らないモチーフでも、「かっこいいな」って思って手に取るとプラモを通してそのモチーフとぐんぐん近くなっていく感覚もすごく楽しいです。また知らないマシンのプラモを見かけたら、組んで観察してみようと思います。
1991年生まれ。模型やテニス、乗り物が好き!!