タミヤの「1/12 カワサキ Ninja H2R」を組んで以降、バイク模型の楽しさにやられているフミテシ。バイク模型って実物の雰囲気が十分に味わえる縮尺なので、パーツ単位がめちゃくちゃにかっこいい!! さらに、パーツたちはプラモ用の接着剤で貼り合わせるだけでなく、ネジでググッと締めた時に一つのユニットとして剛性が爆誕。この時に「俺の手の中でバイクが生まれていくぞ〜〜!! 楽しい!!!」って気分が最高潮になります。
ピニールパイプがいつの間にかスポンと抜けてさびしい……シュンッ……ってなる時もありますが、ビーニルパイプたちが紡ぐ道も、バイクのメカニズムを体感できる通り道となっていて、繋ぐことが最高に楽しいのです。模型のアクセントにもなってかっこいいですしね!! まじでバイク模型、今楽しいんですよ。組むだけでこんなにメカニカルな特濃ジュースをゴクゴク飲める模型、他にはないと思います。
タミヤのバイク模型をもっともっと組んでみたいぞ〜って気分が、今まさに絶好調なので「タミヤ 1/12 オートバイシリーズ」の公式ページを眺めては、気になったプラモをポチっています。 今回は「1/12 スズキ RG250Γ (ガンマ)」ってバイクをゲットしてみました。
これまで僕が作ってきたのは、HONDAのモンキーやエイプと言ったミニバイクと、H2RやHONDA CB750といった大型なバイクでした。ちょうどその中間の排気量とサイズのバイクを作ったことがなかったのです。サイズ感や組んだ時の気持ち良さはどんなものかな〜と思って「1/12 スズキ RG250Γ (ガンマ)」をセレクトしてみました。あとデザインもイイぜ!! って思ったのもの大きな理由のひとつですよ。
プラモデルになるモチーフには必ずストーリーがあります。僕のようにバイク模型を始めたばかりの人間にとっては、そのようなストーリーと出会えることも楽しみの一つ。説明書の解説を読む、ネットで検索して写真や背景をさらっと読んでみる。それだけで模型って一気に距離が縮まります。
このバイクは今のレーサーレプリカ(レース用のマシンをもとに製作された公道用のバイクのこと)のコンセプトを打ち立てた記念すべきバイクという立ち位置ということがわかり、それはプラモになるよね〜と感慨に浸れます。そんなことを知ると俄然製作意欲もアップします。スケールモデルがめっちゃ楽しくなるアクションとして、ぜひスマホで一度「名前を打ち込んで検索してみる」ということをしてみてください。それだけで目の前のプラモが違って見えてくるもんです。
1983年3月に登場したRG250Γには、すでに当時のロードレースで実用化していたアルミフレームや前輪16インチホイール、フルカウル、そして市販車で初めてミシュランタイヤを純正採用するという当時のバイクファンをワクワクさせるような過激装備をバンバン投入。特に注目を集めたフレームは、レーサー同様のアルミ合金角パイプを採用。さらに各ステップやリヤスイングアームなどにも徹底してアルミを使用し、大幅な軽量化を実現。お金さえ出せばまもなくレースマシンというモデルを購入でき、公道を走ることができる! そんな夢を可能としたバイクなのです。
タミヤのバイク模型はシルバー、黒、ボディ色やメッキパーツと、箱を開けるとメカな雰囲気がぎゅっと詰まった色に溢れています。それを組み合わせていくだけで素晴らしい塊が爆誕するのです。カウルやタンクを取り付ける前に剥き出しのメカをじっくりと堪能する。この時間とこの景色が最高なんですよ。
1983年と、僕と同い年のプラモですが、パーツはぴったり合うし、メカのディテールのシャープさも抜群。サイズ感やパーツのボリュームも、ガンプラで言えば「1/144 HGUC」クラスなので、1日でしっかりと形になってくれて、満足感も十分。机の上に飾っても全く邪魔にならないサイズなので、
このバイクは今年生誕40周年となるんですね! ぜひオートバイの歴史に一石を投じたこのマシンを、この機会にプラモで楽しんでください!! 早速僕は好きな色1色だけ使って、僕だけのRG250Γに仕上げます!! またね〜。