カプセルから出てきた「ARTPLA ゆるキャン△」は、ちゃんとプラスチックモデルでした。

 カプセルを開けると、女の子がみっしりとつまっていた。私は嬉しくなってしまった。

 『ゆるキャン△』プラモデルが出るのは知っていたけど、まさかのガチャガチャ。カプセルトイは一期一会。そもそもどこで手に入るかもわからない。あとからテントとセットでお店にも並ぶみたいなので、その時買えればいーかなくらいに思っていた。必死に探してはいなかった。その商品形態ゆえに、中身にはそんなに期待もしていなかった気持ちもある。

 仕事帰りにふらりと寄ったショッピングモール。ガチャガチャエリアで見つけちゃった。イェーイ。お店でプラモデルを買う時と違って、見つけただけで結構嬉しい。よし、2個買っちゃうぞ。

 カプセルを開けてびっくりした。ランナーがパンパンに入っている。フライパンやバックなどもあるから、かなりのみっしり感だ。パーツもしっかりしていて、これはまぎれもなくプラモデルだ。ガチャガチャだからとみくびっていた部分もあった。申し訳ない。

 顔のパーツは、あらかじめ目と眉が印刷されたものがもう一個入っているし、塗装する人向けに瞳デカールも予備含めて2個ついている。ちっちゃいデカールだから失敗分が入っているのはうれしい。デカール貼りに失敗したら、プリントパーツ使えばいいやって感じでペイントにチャレンジするハードルを下げてくれている。これで500円!なんてステキ!

 バックなどの小物は後回しに、女の子から組んでみる。部品は少なくてササっと組めちゃう。髪の部品なんかはシャープ過ぎて指に刺さった。痛ぇ、そしてすげぇ。組み立てが手軽なぶん、気軽にペイントしてみようかなと思える。筆で塗って、どんどん色がついていくのはとても楽しい。実は、女の子プラモデル自体が初めてだったのだが、しっかり服を着ているので戦車のアニキたちと同じ感覚でペイントを楽しめた。お肌の露出が多いと塗り方違うのかなとか、余計なこと考えちゃいそう。そんな心配は全くなかった。

 デカールもしっかりしていて、とても小さな瞳もしわくちゃにならずスッと貼れた。瞳プリントされた部品があるって安心感から、ビビらないで作業できたのが成功理由。

 完成して、「カプセルトイだからこそ、色々な人に届くのかも!」って思った。作りやすいし、ペイントしなくても瞳がプリントされた顔パーツ使えばきっちり出来上がる。これって凄いことなんじゃない?完成したあと、こんな感じで「おおー!」ってなったのは初めてだ。もう一個も、すぐに組んじゃおう。

PECO
PECO

1980年生まれ 名古屋のすみっこで、自転車のったりプラモデル作ったり。