伝説のスカイアクションムービーの続編『トップガン マーヴェリック』が2022年5月27日(金)に日米同時公開。それと同時に私のTwitterのタイムラインがアフターバーナーして、とんでもない熱量になっていきました。その熱量に対して「本当に?」と、やや疑問を抱きながら映画館へ足を運んだのですが、帰り道では戦闘機になっていました。ええ、自分が戦闘機にです。「ヒュグゥウオオオォォーーンンンッッ!!!!」つって。そう、マーヴェリックで発熱です。
マーヴェリックにハートの鐘を鳴らされた数日後、戦闘機のプラモデルが我が家に着弾。「ドイツレベル社の1/144スケール戦闘機シリーズはカジュアルなうえ、ディティールは濃い目。コレクションしていくのに大変調子の良いキット」と耳にしていたモノです。
確かにディティールは小さなパーツにもくっきりはっきり。……とはいえ初めて手にするジェット戦闘機のスケールモデル、しかも海外メーカーのキット。不安いっぱいでランナーを眺めていると心のキャプテン、トム・クルーズが「考えるな。行動しろ!」と脳に直接語りかけてきます。
普通の接着剤と流し込み接着剤(速乾)を僚機にして、恐れず手を動かすとドシドシと形になっていきます。ランディングギアを閉じた状態にすれば、数十分でスーパーホーネット本体が眼前にスタンバイ。
細かな兵装、美麗なデカールは後回し。後ほど色を塗りたい思いもあるので、透明パーツのキャノピーはセロハンテープで仮止め。これで飛行訓練にテイクオフできます。そう、いち早くテイクオフしたいのです。
双発エンジンの間にジャストフィットする割りばしをインストールし、徒歩数分のビーチにテイクオフしにきました。ワンリパブリックの『I Ain’t Worried』を聴きながら波打ちぎわに立てば、地味めな伊勢湾であろうとも、もう”あのビーチ”なのです。心の中でマッチョなトップガン達とハイタッチ。オレのスーパーホーネットは絆で飛ぶのです。
「ドイツレベル 1/144 F/A-18E スーパーホーネットを即組みしてトップガン マーヴェリックしてきた」と題してその様子を動画に収めました。私のブンドドを、私がいかにライジングしたのかを、皆さんにより感じてもらいたくて……。あいにくの天候でサンセットは頂けませんでしたが、私の『トップガン マーヴェリック』はここに成ったのです。
以上、私のトップガン マーヴェリック初回接種の反応結果でした。こんな前向きな発熱であるなら大歓迎です。何度でも何度でも接種を重ねたい。前作から実に36年、時を経てトム・クルーズが施してくれたマーヴェリックという発熱は、ここしばらく日本全国、世界中で猛威をふるう事でしょう。その熱がこれからどのようになっていくのか、いろいろ楽しみです。
最後にひとつ紹介させてください。私が主催しているポッドキャストに、からぱた(nippper編集長)を招いて「トップガン マーヴェリックのネタバレ話でオジサンたちが元気になる回」と題し、トムに発熱したオジサンたちが元気になっていくという収録を公開しております。もちろんプラモデル的観点でも編集長に話してもらっているので、皆さんにとって興味深い内容となっているかと思われます。是非ッ!
それでは以上。みなさんも『トップガン マーヴェリック』と、それにまつわるプラモデルをこれからドシドシ楽しんでいきましょう…… エンジョイッ!