プラモの肌の塗装のお手軽テクニックとしてnippperでも度々ご紹介している「染め塗り」。シタデルカラーのスミ入れ塗料とも言える塗料「シェイド」を使用した塗り方です。シェイドには肌の陰影を表現するための「レイクランドフレッシュシェイド」という塗料があります。これを白や肌色で塗った肌部分に塗ると、自然な陰影で肌が染まるのです。
今回の染め塗りは、シェイドを混色します! これは私の好みでもあるのですが、レイクランドフレッシュシェイドは少々「赤味」が強いです。これにより、2回くらいパーツに塗ると、赤味の強い肌になってしまい自分の好みの雰囲気になりませんでした。そこで、同じシタデルカラーのシェイドから、ちょっと明るい茶系の「セラフィムセピア」と言う色を混色してみたのです。そうしたら、マジでいい感じの肌になりました! また染め塗りをきれいに成功させたいなら、シタデルカラーの「ラーミアンメディウム」は絶対に使ってください。シェイドカラーをより均一希釈することができ、さらに滑らかな塗膜で表面を染め上げることができます。
さっと塗っただけで、みるみる成型色の肌色により命が吹きこまれていきます。口の中にもしっかりとシェイドを流してやります。塗料がモールドに溜まった際は、筆先で吸い取ってあげましょう。
レイクランドフレッシュシェイドとセラフィムセピアを混ぜることで、非常に自然な肌色に染め上がります。1/12スケールのような大きめの顔でこれだけの表現が可能なので、小さいフィギュアでも良い雰囲気になります。大量のフィギュアの顔を少ないカロリーでいい感じに塗りたい時は、ぜひこの方法で塗ってください!!! めっちゃ楽しいですよ!!