アオシマのカッチリクッキリプラモで楽しむエース戦闘機!!/エース★列伝 五式戦 角型風防

▲エース★列伝!!! 俺はこういうのが大好きなんだ!!

 アオシマ文化教材社と言えば、車やバイク模型、AFVなら自衛隊物というイメージが強いですが、ナイスな飛行機模型も発売しています。僕のお気に入りが、1/72スケールで展開されている「エース★列伝」。エースの隣に★を入れてしまうのが、もう最高。アオシマさん好き!! ってなります。タイトルに心を震わせる★が付いていたら大体アオシマのプラモです。(ザ★ハイソカーなんて、一発決めてるとしか思えません。愛してます)


 で、こちらのプラモですが、同社の真・大戦機シリーズ(こちらは★が付かない!? 真★大戦機シリーズ希望)でキット化されている物に、有名な部隊や個人をテーマとしたマーキングをセット。「この飛行機ならこのアニキ!!」みたいなものが作れる、キャスバル専用味溢れるシリーズでございます。しかもラインナップが良くて、紫電、紫電改、飛燕、五式戦、Ta-152とどれも一癖あるかっこいい奴らばかりなんです。プラモの仕上がりも良くて、多くの人に触って欲しいシリーズです。amazonだと抜けが多いみたいですが、店頭に行くとちらほらみられるので、ぜひ買ってみてください。

▲アオシマの飛燕のプラモには、ナイスな3人組がいるから超オススメだよ

 その中でもオススメなのが、五式戦闘機です。2013年に新規キットとして発売されたもので、各パーツの合いもしっかりしています。また各部のモールドがくっきりタイプの模型なので、工作時にディテールが消えそうとか、筆塗りでモールドが埋まる~~なんて心配はないです。超個人的な意見ですが「硬いエアフィックス」的な塩梅のモールドになっています。

▲綺麗なパーツが入っていますね~
▲このカッチリクッキリしたモールド! 組み上がるとメリハリが効いてかっこいいです。味濃い目の人が好きなアニキにはもってこいのプラモです
▲お! やってんな~~と思えるのが、このコクピット。塗り分けたくなるモールドをしています
▲コクピットの下に軸が配置されているので、胴体に挟み込む時に、勝手に宇宙遊泳することはありません。胴体のフィット感も良いですよ。エンジンの後ろ側だけ胴体に先に挟み込みます
▲お腹がぱっくり。これは三式戦飛燕とのバリエーション展開を考えた分割です

 アオシマは飛燕も発売しています。飛燕と五式戦は兄弟のようなもので、一緒に並べたくなるストーリーがあります。
 飛燕最大の特徴である液冷エンジンが製作不良・整備困難などから供給不足に陥り、機体のみが余ってしまいます……どうしよう~となって急遽空冷エンジン・ハ112IIを搭載し戦力化したものが五式戦闘機なんです。何ともビルダーな発想ですよね。
 性能も良く、P-51 マスタングと互角にやりあえたなんて話を聞くと、本当に? って思っちゃうけど一層かっこよくみえてきますね。

▲空冷エンジンのモールドもシャープ。胴体とのフィットもすり合わせの必要がありませんでした
▲機首の迫力に、ぐっと絞られた胴体のスタイルがかっこいいです。キットのカッチリ感も良い感じですよね
▲で、飛燕と並べてみると……思ってたほど似てない!!
▲二式戦(先頭)、三式戦(中)、五式戦(後)と日本陸軍機が揃ってきたぞ~。楽しいですね
▲イギリスのコスフォードでは、世界で唯一現存する五式戦闘機を、大切に展示してくれています。そんなナイスな戦闘機を、ぜひプラモで楽しんでみてください

 このキットでは、義足のエースとして有名な日本陸軍を代表するエースパイロット・檜與平搭乗機を作ることもできます。アオシマのカッチリとした飛行機模型で、かっこいいエースたちにぜひ触れてください!

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。