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1/72スケール飛行機模型のちょうど良いが詰まったアオシマの「フォッケウルフ Ta152H-0」!!

▲再生産の発表からずっと楽しみにしていた「フォッケウルフ Ta152H-0」が到着!

 nippperでは車やバイクの模型でよく登場する静岡のメーカー・アオシマ文化教材社が、最近1/72スケールの飛行機模型のパッケージをリニューアルして再生産しています。その中で僕がオススメしたいプラモがこの「フォッケウルフ Ta152H-0」です。ドイツ軍が第二次世界大戦末期に投入した最強のレシプロ戦闘機とも言われている飛行機です!

この「1/72航空機シリーズ」は、紫電や五式戦、そして飛燕と言った日本機も再生産されます。これらも良いキットなのですが、これらの飛行機は他の国内メーカーでもラインナップされていて、手に取りやすいキットが多数あります。しかし、フォッケウルフ Ta152は海外のプラモだったり、ちょっと昔のプラモだったりと、近年お店で巡り合うのにちょっとだけハードルがありました。その穴を今回の再生産でアオシマが埋めてくれたんですね!! もう、この機会に買うっきゃ無いでしょう!!

▲1/72スケールってこのくらいのパーツ数が気持ち良いですよね〜

 アオシマの「1/72 航空機」シリーズは、くっきりはっきりした味濃いめなモールドと、組みやすさを重視した少ないパーツ構成でキット化されているのが特徴です。特に僕は「味濃いめ」なところが大好き。1/72スケールの飛行機模型は筆塗りで楽しむことが多いので、ベシベシ塗り込んでも塗料によってディテールが埋まるなんてことはありません。またどのキットも比較的新しいものが多いので、パーツがめちゃくちゃにずれたり、パーツが反ってたりとかそういうことが無いのもオススメしたいポイントなのです。

▲カラー塗装図も付いていて、色の塗り分けも直感で判断できます
▲アオシマのTa152は1995年に開発されたプラモ。2018年に新規パーツが追加されました
▲アニキの雰囲気も十分! 良い表情してますね

 パーツをアップにしてみると、とても綺麗ですよね。シャッキリクッキリなモールドが刻まれているので、スケール以上のメリハリが出て、とても立体感ある飛行機模型に仕上がります。

▲カウルフラップは開閉2種のパーツをセット。お好みで選択できます
▲量産型Ta-152H-1との相違点である、主翼下面のハッチ類の違いを表現した専用パーツ
▲キャノピーは1パーツで成型された「閉じ」状態と、2パーツで構成された「開」状態の2種を選択できます

 デザインのかっこよさ、第二次世界大戦末期に登場して奮戦した高性能レシプロ戦闘機というドラマ性も持っている「フォッケウルフ Ta152」を最も良い塩梅で楽しめるプラモと言えると思います。ぜひ再生産されたこのタイミングで、アオシマのTa152H-0を作ってください。僕は筆塗りして楽しみます!! またね〜〜。

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>/nippper.com 副編集長
フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。

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