必見混色テクニック!新旧タミヤボトルで楽しむ「1+1」のマリアージュ。

 3年ほど前に模型製作を再開したときから、塗装は水性アクリル塗料をメインに用いています。魅力を感じるのは乾燥後の硬質な塗膜と、プラスチックを感じさせない強い艶消しの塗りあがり。タミヤアクリルの混色で米海軍のロービジ塗装や米空軍のベトナム迷彩などにも挑戦してきました。

 そうそう、タミヤのアクリル塗料には「通常の大きさ」と「ミニ」がありますが、いまは一部のカラーを除いて「ミニ」がメインでお店に並んでいます。本来通常の大きさとして売られていた瓶は、現在も「スペアボトル」として販売されています。そしてこのスペアボトル、なんと現行のタミヤアクリルミニの2本分以上の容量があります。

▲新旧ボトル比較。なんでこのクリアーブルーを追加購入してしまったのか…あ、グレー系の隠し味に使うって記事ありましたね、ヨシ。

 面倒がりな私は、基本1対1の混色で狙った色を再現できないか、と画策します。例えば米海軍のガルグレーなら、XF-20ミディアムグレーに対してXF-2フラットホワイトを同量、といった具合です。

▲ホル塩オリジナル特色セット「ベトナム迷彩」。

 自分で混色した塗料はラベルにレシピを残すと便利。あとメタルボールも忘れずに。水性アクリル系塗料の攪拌には必須アイテムです。

 さて、米空軍でも特に州空軍(Air National Guard: ANG)本土迎撃部隊(いわゆるインターセプター……いい響きだ!)に所属する機材は青みがかったグレーで塗られています。

 GSIクレオスのラッカー系塗料なら73番「エアクラフトグレー」がバッチリその色で、水性ホビーカラーの57番も全く同じ色のはずなのですが、塗りあがりの質感の好みからタミヤアクリルで再現したい……ということで、まずはXF-23「ライトブルー」とXF-19「スカイグレイ」を1対1で混ぜて再現してみました。

さて吉と出るか、凶とでるか?

 色を作ったからには、塗ってみたい。ストックしてあるF-4C型ファントムⅡ(2021年6月現在、1/72ではどのメーカーの製品も入手困難ですね)にいきなり塗る勇気はなかったので、同じ塗色の別の機体で、それもいつでも入手できる定番キットでテストするべくハセガワ1/72 F-106デルタダートを購入。

 とにかくあの「青みがかったグレー」を水性アクリル塗料で機体全体に塗りたい。それだけが目的で何も手を加えずでしたが、さすがハセガワ、垂直尾翼の張り合わせ部に隙間ができるので、伸ばしランナーと流し込みセメントで埋めた以外はほぼパチピタ、アッという間にカタチになり塗装にかかれます。

▲周囲の凸モールドを消さずに埋めることに成功、ヨシ。

 今回、機体本体はタミヤアクリル混色を水溶きで、1層ごとにしっかりと乾燥させて3回ほど塗り重ねてみました。え?コレ、塗ってみたら思ったよりもいい色かも!

<meta charset="utf-8">ホル塩(ほるしお)
ホル塩(ほるしお)

宇宙戦艦ヤマト劇場版を小学校1年生で、ガンダムを2年生で、マクロスを5年生で体験した世代です。
以前は雑食でしたが、3年前に制作活動復帰後、1/72の第二次大戦以降、ステルス以前の航空機を作っています。
リビングの隅っこでやってるので、基本水性塗料の筆塗りしかできないですが、それでも十分幸せです。