
ウェーブといえば、プラモデルだけでなく、その改造に役立つ材料もたくさん発売していることでおなじみです。なかでもディテールとして使えるリベットには、昔からお世話になっています。気がつけば、そのリベットがリニューアルしてるじゃないですか。

ところでリベットとは、板やフレームなど、何かと何かを束ねてつなぐための鋲。現代でも航空機のフレームに外皮となるスキンをつなぐために使われている……と思うのですが、空力を重視する現代の機体では、頭が突き出たリベットは基本的にお目にかかれません。戦車でも、砲弾が当たるとリベットが車内へ弾け飛んでしまうとかで、現代ではあまりお目にかかれません。突き出ていても、こんな感じでほんのりと、さりげなく存在しています。取り外したい場所にはネジが使われていて、ディテール的にも興味深いところです。

基本は「何かを重ねて留めていますよ」という感じ。鉄人28号の胸まわりやスコープドッグの肩などでは、丸っこいロボットの硬さを示す記号として、丸い頭のリベット状ディテールが作られています。何かをつなぐメカとしての役割もありますが、単純に「装甲がカタイ!」というイメージで配置してもよいでしょう。

かつてのリベットパーツは、ふたつのリベット付きランナーが個別にガサッと入っていたのですが、新しいリベットは上でつながっています。サイズは4種類あり、直径はそれぞれ2.0、1.6、1.2、1.0mm。ランナーの真ん中にもしっかりとサイズが記されています。さすがNEWバージョン、こうした気配りもうれしいところですが、リベットのツルッとした丸みもキレイです。

使い方は簡単。まずはランナーから切り離します。台紙をカッターマット代わりにして、デザインナイフの先端でゲートぎりぎりをカット。

ナイフの先端をリベットの頭に刺して、そのまま接着剤のハケへと運びます。こういうときはハケのほうを置き、リベットで接着剤をすくいにいくのがちょうどよい。

あとは取り付けたい場所へ配置します。ナイフをそっと引き抜くと、リベットだけがパーツ表面に残ります。リベットを接着剤のハケに残さず対象まで運ぶための、ナイフを刺す深さや接着剤の量のコントロールも、何回かやれば習得できるでしょう。

ゴリゴリにリベットを打ったパーツに、横のパッチもあわせて。こんな感じにするだけで、「このパーツには工作が集中していて、しかもカタイんだな」というイメージを与えられるんです。

スコープドッグなら、増加パーツにはリベットを打っておけばマッチするってものです。肩のアーマーを強固に支えている風味の基部になりました。リベットの丸みが本当にしっかりしているので、既存のディテールを置き換えて強調するのもよいし、改造した部分を主張するのにもぴったり。NEW R・リベットは、あなたのプラモデルの防御力と説得力を強化してくれることでしょう。