
2024年、ウェーブの1/35シリーズにストライクドッグがラインナップされる。『装甲騎兵ボトムズ』のTVアニメに登場したAT(アーマードトルーパー)が、このスケールでほぼ出揃おうとしている――そんな“終盤戦”とも言えるタイミングでの登場に、「ついにここまで来たか」という感慨を覚えずにはいられませんでした。


さて今回2026年に発売されたのがPS版。ウェーブの1/35ボトムズプラモデルにはST版とPS版の2種類があって、ST版は本体の外側はもとより、ギミックなども再現しつつも、降着ポーズなどは省略したかわりにちょっとお安いバージョン。PS版は昇降時に胴体を降ろす降着ポーズが再現できること、コクピットやパイロットそしてレンズなどにクリアーパーツが付属するリッチなキットです。

ST版もそうですがある程度はシリーズ第1弾の「ラビドリードッグ」と共通のパーツを使っているので、だからこそストライクドッグ用の新規パーツが際立ってくるところがあります。ツメのサイズはストライクドッグのほうが一回り小ぶりなので、こういうところも少しずつ違います。

10年の時を経ているラビドリードッグとの共通パーツが決して悪いわけじゃありません。10年を経て、ディテールも変わることなく同じラインで揃っています。ボトムズのディテールは古びることは無く、本キットシリーズスタートから、ウェーブがしっかりと整えてきたことがわかるのです。

コクピットがあるのがPS版のうれしいところ。パイロットはもちろんパーフェクトソルジャーがつけているヘルメットを装備。


初回特典として立ち姿のイプシロンも付属するのですが、髪の毛のボリューム差で2種類、ヘルメットも入れると3種類のイプシロンが作れます。作画違いを再現したのか、目の見え方が違うので印象も変わります。

ヘルメット内の顔再現、なかなか凄いですよね。これから戦いに臨む全身に力が入った緊迫のポーズ。これが初回特典というのがもったいない。買えるうちに買いましょう。

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プロポーションも良好、そしてよく動く。あのころ夢見たキット。ラビドリードッグからウェーブが変わらずに作ってきたものを思うと感慨深いものがあります。

ウェーブがまたラークというショップだった時代、タカラ製の1/35ストライクドッグを改造してラビドリードッグを作るというガレージキットを出していました。その思い入れもあってか、2014年にウェーブが1/35でボトムズのプラモデルを作るとき、第一作に選ばれたのはラビドリードッグでした。そしておよそ10年の時を経て、ストライクドッグに帰還するというこの流れもまた、ボトムズファンとして嬉しいのです。
じつはひとつだけ変わったところがあります。並べてみるとよくわかりますね。それはプロポーションというか、ちょっとだけ背が伸びたところです。太もも上の股間と接続するパーツが変更されて、ちょっとだけ立ち姿の迫力が増しました。ちょっとだけ背が伸びたのは、ストライクドッグだけではなくウェーブもそうかもしれませんね。