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言葉がわからなくても、気持ちは伝わる。魚の写真にグッとくるエクスプラス 半魚人の逆襲 

 「ぎょえー、英語だ!」って思ってしまうくらいに私は英語が苦手。何が書いてあるかわからないので一瞬で尻込み、後ずさり、この話はなかったことに……とか言いたくなる。エクスプラス 半魚人の逆襲にも全く同じことが言える。しかし、言葉がわからなくても図解されているのでなんとなく作れてしまうのがプラモデルの面白いところ。

 「IMPORTANT READ THIS FIRST!」と表紙に書いてあります。「いきなり注意事項か!怖いぞ!」と思いましたが、読めない言葉で気をつけるべきことが書いてある状況に戸惑ってしまうというわけですね。エクスプラスってどの国のメーカーだっけ?と迷うくらいには英語だらけ。しかしじっくりと紙面を眺めると、日本の住所が書いてあって少しホッとします。開けば出てくる半魚人は何かこちらに向けて語りかけていたり、PRO TIPと書かれた囲み記事があったりするのですが、この辺が本当に何もわからないのが面白い。ただ、「プラモデル楽しく作ろうぜ!」的なノリで話しかけてくる感じはよくわかる。旅先ですごい親切にしてくれる現地の人みたい。

 魚だけ実物の写真を載せてくれて親切なのがすごい好き。このプラモデルの中で私とメーカーの中で唯一同じものを想像できるのはこの魚。英語はなんて書いてあるか調べてみないとわからない、プラモデルの組みごこちも作ってみないとわからない。それでもこの魚は間違いない。ここにグッときます。言葉がわからなくても作れるのがプラモデルですが、少なくともこうやって何かをもてなしてくれていることは伝わる。魚の写真一枚でメーカーと私の間で気持ちがつながる感じがとても楽しい。

 組立工程の紙面は一発で全体の組み立てがわかるレイアウト。このスタイルは頭の中にすぐに全体図が入って、寝る前とかに思い出せるので本当に楽しい。そして、よく寝られます。私とエクスプラスの架け橋となった肝心の魚はStep7というわけで、最後の方に組み立てるみたい。読んでいくとAssemblyが組み立てみたいな意味だ! と知ってる単語が結構出てきて理解が進む。こっちが「英語か……」となるような舶来感を巧妙に演出してて、うまいなぁ~と感心してしまいます。海外ものっぽいテイストを説明書でかなり濃く作っている。
 英語の指示を読みながら作ることで、これは何を言っているのかというのがかなりわかる気がします。どのパーツにも、なんの部位なのか書いてあるし。頭を作ってなるほどーとなったところで私に話しかけてきた半魚人と並べて一枚写真を撮るだけでもかなり面白いのです。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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