

ICMはウクライナのスケールモデルメーカーで、陸ものでは戦車というより車輌、航空機も戦闘機というよりは双発の機体など、マニアが喜ぶラインナップが特徴です。さてそんなICMが得意としているもののひとつにフィギュアがあります。主に1/35で展開されているのですが、時代や国を問わない広い展開となっています。1/48では航空機に合わせた展開なのですが、ついに日本軍にもスポットが当たりました。

パッケージからして映画のシーンのような、ビシッとしたイラストとなっています。まるで現代の役者さんですね。うしろの脚立を抱えるアニキのつぶらなひとみ……。

中身もしっかりいかつい顔してます。モールドのシャープさと、首周りの素材感が相当しっかりしているのがパーツから伺えます。

これ、1/48サイズなんですよ。うしろに1/35のICM製フィギュアを並べてみましたが、このサイズ感わかりますか。ちっちゃいのに、1/35と変わらない細かさなんです。

そう思ってこの顔を見ると、この彫刻は驚異的だと思いませんか。4mmの顔なんです。

飛行服の分割もすごい。なるべく合わせ目が出ないような割り方になっていて、前側のハーネスのラインで分かれています。


小さいパーツなのでズレないように気をつけつつ貼り合わせるとこの通り。また日本兵らしさの表現か、針金が入ったみたいにビシッとまっすぐ立っています。

全員組んでみると、めちゃくちゃ雰囲気あるナイス日本兵セットが爆誕。左から二人目のパイロットアニキも手袋をつまんでいるあたりが待機~出動のアクションとしてまたちょうどよくて。さすがICM、添え物ではなく、その向こうの飛行機を想像させるクオリティを持っています。こういうフィギュアがあると、また飛行機模型も作りたくなる……ICMがプラモデルの幸せな循環を僕達に与えてくれるのです。