

いつもスーツを作ってくれるアニキに「会社の人と4人くらいで一気にスーツを作りたい」とLINEをする。「ちょっと待て待て」「いつなら良いすか?」「平日の午後で」「わかりました」とテンポの良いやり取りをして、次の日に社内チャットに「土日はダルくないっすか?」といった話題を振る。「ワンチャン平日午後でも良い気がする」「うちはボスがよければ」「午後休取っていくか」「実は向こうも平日が良いと言っています」と一気に話がまとまり出す。
4人で店に押しかけると「今日は奥で……」とめっちゃふわふわしたソファに案内されて、そのままオーダースタート。全員が仕事のときと違うテンションなのがよくわかる。すぐに「あ、今日、皆さん連れてきて良かったっす」と私は口にする。

採寸して近しいサイズの見本をいくつか着ているのを見ていると、全員の姿勢がシュッと良くなるがわかる。スーツとお店が持つムードに自然と気分が高揚しているのだと思う。自分がスーツを作っているときもこういう感じなのかな。どうなんだろうか。しっかし、みんな本当に楽しそう。いつもよりもかっこいい。
ICMのイギリス空軍のパイロットの3人も割とそういう雰囲気がある感じがする。なんというか、かっこいい服を着て自分が立派な存在であると自覚する……みたいな。その影響で自ずとポーズがかっこよくなっているんだよなこれ。よく見るとネクタイしてるし、気も引き締まるよな。

「スーツができ上がったら、揃って着て出社しよう!」なんて、意気揚々とみんなと駅で別れたけど、きっと新しいスーツを着たら、このイギリス空軍のパイロットたちみたいにカッコをつけたポーズで写真撮影しちゃうんだろうな。その写真を見て「プラモデルの箱絵みたいじゃないっすか」なんて話せたら、きっと楽しい。
そうそう、このキット、パイロットらしく色々と身につけているのに、細かいパーツがなくてすぐにできあるのが楽しいんですよ。手に持っているパイプとかも一体成型でとても具合がいいのです。