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繊細なメッキパーツが考えさせてくれる「プラモデルの作りやすさ」。ハセガワの意欲を体感するカーモデル/BMW 2002 ターボ

ハセガワ(Hasegawa)
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 デザインに一目惚れして購入した「ハセガワ BMW 2002 ターボ」。BMWが航空機エンジンの開発で培ったターボチャージャーを2002に搭載した車ということも説明書から知り、大好きな飛行機模型の背景も感じられてさらに好きになりました。キットは2017年に発売されたもので、ハセガワが現在のように車模型にどんどん力を入れ始めてきた時代のプラモデルになります。

 箱を開けると一瞬で心踊るボディパーツがお出迎え。このパーツを握りしめるだけでBMW2002の雰囲気を楽しめます。成型もすごく綺麗です。白の色味も文句なし。

 特徴的な正面のグリル。この綺麗な彫刻。最高です。このパーツと、メッキパーツ、クリアーパーツを合わせるだけで……

 めちゃくちゃかっこいい顔になりました! 僕の友人は「クラシックBMWの、この豚鼻が本当に好き」と言っていました。プラモを作って僕も彼が言っていることがわかったのでした。

 内装はバスタブパーツの中にシートなどを貼っていくシンプルな構成。あっという間に完成するから嬉しいです。

 と順調な滑り出しで作っていけるのはここまで。メッキパーツが僕たちの前に立ちはだかります。このメッキパーツランナーこそ、「塗る」こと「組むだけでもカッコ良くなる」の両方にトライしたハセガワカーモデル再出発期の意欲がめちゃくちゃ詰まったものなのです。

 BMW2002のボディのメッキモールを、メッキパーツでほぼ表現しています。これによって、白いボディにメッキパーツを貼るだけで非常にかっこいい仕上がりになります。また缶スプレーでボディを好きな色に塗ってから、メッキパーツを貼るだけでも「マスキングすることなく色分け&メッキの質感を味わえる」というメリットが発揮されます。

 上の写真を見比べてみてください。メッキパーツを貼るだけで、こんなに豪華な仕上がりをあなたはゲットできます。しかし、メッキパーツはとても細く、ランナーからパーツをカットした時のゲート(パーツとランナー繋いでいる細いプラスチック)を綺麗に処理したり、プラ用接着剤では貼れないメッキパーツを接着するためのアクション(メッキが貼れる接着剤を用意する、または接着箇所のメッキを削る)が要求されます。パーツを細かく分割すると良い点、メッキパーツにすると良い点。その二つの両立にチャレンジしたこのハセガワのBMW2002を組むと、改めて「プラモデルの作りやすさ」っていろんな考え方があるなと思うのです。

 窓枠などもデカールで色分けできるようにチャレンジしています。ハセガワの色々やってみようが詰まったデカールなのです。

 プラモデルになるために生まれてきたわけではない「モチーフ」を、カッコ良くて多くの人に満足してもらえるプラモデルにする。そのチャレンジが数多く入っている「ハセガワ BMW 2002 ターボ」は間違いなく素敵な車模型といえます。さぁ、僕たちでハセガワのチャレンジに応えましょう!

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

 

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