

戦闘機F-15は、その背中の広さがまさにウェザリング(機体の汚れを表現する塗装方法)のキャンバス。最高に楽しい体験があなたを待っています。好きな色を塗って、思いっきり汚してみましょう!
今回は以前ご紹介した塗料「ガイアノーツ タクティカルレーベル」のライトグレー(TL-004)とダークグレー(TL-005)を塗装しています。この塗料は、ウェザリングを考慮して明るめな色味になっているのが特徴。ガイアノーツのタクティカルレーベルの色を頼りに、航空機でもたっぷり汚しをするのは、また格別の体験なのです!

塗装しているキットはこちら、「ファインモールド 1/72 航空機シリーズ アメリカ空軍 F-15D」。パッケージの写真の機体が結構ウェザリング感高め。これを参考に汚していこうと思います。

初手にいきなりエナメル塗料でスミ入れします! エナメル塗料を混色して作った暗めのグレー(希釈は薄目でシャバシャバ)を全体に塗り広げて、エナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取ります。
タクティカルレーベルのグレーが明るめに調整されているので、暗めのグレーでスミ入れをしても色が沈みません! 汚し塗装まで考慮されている本塗料の恩恵を初手から受けられます。

いでよ、ウェザリング四天王……。ここから本格的に汚しを楽しんでいきます。GSIクレオスのMr.ウェザリングカラーを使用していきますよ。ジェット戦闘機の汚しにこの4色は本当に大活躍するので、今すぐ全部ゲットしてください!
機体がマッハを走った証拠としての退色を担当する「マルチホワイト」。オイルの染みからエグゾースト焦げまで、なんならスミ入れまでこなせる「シェイドブラウン」。フィルタリキッドからはグレーの色を味付けで変えちまうやべーやつら、「シェードブルー」と「レイヤーバイオレット」。今回はこのイカしたメンバーでF-15Dを染めていくぜぇ……!

やり方は簡単。まずは退色表現。面相筆でマルチホワイトをスジ掘り付近に点々と置きます。数分置いたら、「ウェザリングカラー専用うすめ液」を湿らせた程度の平筆の先端を使って塗り拡げます。クシ状の筆なら、もっと強くスジっぽく残ります。

丸くて柔らかい筆で上から叩くと、ほんのり残ってまた違った質感になります。今回の汚しはこの二種類の掃く叩くでだいたいやっています。

行け、シェイドブラウン。おおよそ航空機と思えない強めのウェザリングはドキドキであり、そして楽しくもあります。

あーあ、もう知らない……! 円状の塗布を半分だけ引っ張ると、引きずるような汚れになって雨だれとや汚れが流れたような表面になります。

機首や垂直尾翼、全体にわたってバシバシ汚していきましょう。ピトー管など、精密なパーツは筆で落とさないように最後に接着するようにしましょうね。

シェードブルーはなるべくティッシュなどに染み込ませて最小限にします。マイルドに色を変えていくようにしましょう。

軽くぺたぺたと当てると、ふんわり色がつきます。これをまた湿った筆でぼかして、TL-005の青サイドに色を与えましょう。

ふたつの迷彩ライン、右がシェードブルーを塗った後。これ、青に鮮やかさが戻ってますね! こういうエフェクトがかかって、汚しに沈んだ迷彩が復活してきました。こうした変化が面白いし、エフェクト前提の色が輝く瞬間でもあります。

レイヤーバイオレットはTL-004のグレーを中心に、ブルー同様筆に残った少量の塗料で塗っていきます。

最後はぼやかす。色を加えることで、だんだん見え方も変わっていきます。最初が2色の迷彩だったなんて、思えないじゃないですか……


なんということでしょう。ピカピカの色が、歴戦の航空機に早変わりです。元の色からだいぶ変化しましたが、汚し塗料で真っ黒い塊になることなく、鮮やかさと汚しの加減がマッチした色味になりました! ガイアノーツ タクティカルレーベルの色味は、汚しの出発点としてとても有用です。まさに汚し甲斐のあるカラーでしたね。
ガイアノーツの良い塗料、GSIクレオスのナイスなMr.ウェザリングカラー、ファインモールドのかっこいいF-15のプラモがある今、あなたにもこの体験が味わえます。最高の塗料と最高のキャンバスで思いっきり筆塗の塗装を楽しんでください!
>ガイアノーツ TL-005 ミリタリーカラー TACTICAL LABEL 15ml ダークグレーFS36176
>ガイアノーツ TL-004 ミリタリーカラー TACTICAL LABEL 15ml ライトグレーFS36251