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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。デカールの大トロが潜む最高の艦船模型/タミヤ1/700 海上自衛隊 護衛艦 FFM-1 もがみ

 週末が楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でご紹介する「花金プラモ」。今週はタミヤが発売した艦船模型の新作「1/700 海上自衛隊 護衛艦 FFM-1 もがみ」に入っているデカールの魔法を楽しんでみましょう。

 塗装表現では難しい細かな線や絵柄・紋様などを貼るだけでパーツの上に爆誕させられる「水転写デカール」。模型製作の中でも超リッチな体験を味わえます。「1/700 海上自衛隊 護衛艦 FFM-1 もがみ」には、“これを貼るだけで気分が爆上がり“になれる1枚が存在します。

 こちらが水転写デカール。超極薄のシールみたいなもので、水と反応して、マーキングのところだけが台紙から浮いてきます。その浮いてきた薄いマーキングをパーツに貼ります。

 もがみのキットはランナー(パーツがつながった枠のこと)の中にも煌めくパーツがたくさんあるのですが、なんとデカールの中にも大トロがいるんです。それがこの飛行甲板(航空甲板)のデカールです。護衛艦はほぼグレーですが、ヘリコプターなどが着陸・離陸する飛行甲板は、色味の異なるグレー、白線などが引かれていて模型のアクセントととなる部分です。ここだけこのデカールを貼るだけでも、プラモのかっこよさが一気に上がります。

 早速貼ってみましょう。精密なイラストのようですね。大きなディテール部分はしっかりと抜けています。小さな穴は抜けていないですが、色が入ってないので、プラモのディテールが透けて見えるようになります。このことでパーツの小さな丸穴ディテールがしっかりと見えながら、プラのグレーとデカールのグレーで色の情報量も増えて、めちゃくちゃリッチな仕上がりになります。

 ぴったりとフィットさせたいので、タミヤのマークフィットを使用。マークフィットは強さに応じてさまざまな種類が発売されているのですが、僕はこの通常タイプが好き。一度買ってから使い切ったことはなく、1本買えば超長く使用できます。ご覧のようにパッケージがめちゃくちゃ色褪せてますね。

 パーツ表面にマークフィットを塗って、その上からデカールを貼ります。その後綿棒をコロコロと転がして余分な水分とマークフィットを吸い取って密着させます。

 完成!! サイズもバチピタ。グレーの色味も美しく、本当に塗装したかのようです。しかもこの工程、キットの説明書の初手で登場します。いきなり大トロを出してくれるタミヤに乾杯!! このデカールを貼ったパーツをジロジロと見るだけで週末は最高の気分になれますよ!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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