

プラモってのは作った人にしかわからない「魂のようなパーツ」がある! それは作った人だけが共有できるちょっとした宝物。この『Get truth 太陽の牙ダグラム』にも、素敵な素敵なパーツがあるのです。

昨今のPLAMAX(マックスファクトリーのプラモブランド名)のダグラムシリーズには、1/72スケールとは思えないハイクオリティのフィギュアがセットされます。それらの多くは、数々のフィギュア原型を手掛けていて、模型雑誌でも作例を担当するフィギュア原型師・平田英明によって生み出されています。今回ご紹介する「Get truth 太陽の牙ダグラム 3 プラモデル付き特装版」にセットされる“完全新規設計”のラウンドフェイサーにも、搭乗するトラビスとアウラのすごいフィギュアが付属します。

キットはアウラ機とトラビス機を選択して組み立てます。米粒よりもちょっと大きいくらいのサイズに、女性的ボディラインと特徴的な眼帯まで造形されているアウラにグッときてしまい、僕はアウラ機で組み立てることに決定!! 劇中でどんな逆境にも負けない彼女の強さに惹かれっぱなしなのです。


コクピットに収まったアウラ! 脚部はもともと造形されておらず、コンソールパネルで隠れていかにもその先に足があるかのように思わせる設計になっています。抜群のフィット感で、めちゃくちゃかっこいいのです。

そう!! これぞ魂!!! 何とこのラウンドフェイサーは頭部キャノピーに特殊なバイザーが被せられます。通常のラウンドフェイサーならここはクリアーキャノピーなので、完成後にアウラもバッチリ見えるのです。しかし……このスナイパー仕様のラウンドフェイサーは「相手に狙撃位置を把握されにくくするため」に、頭部キャノピーをシャッターで覆ってしまっているのです。確かにクリアーのキャノピーがきらりと光ったり、コクピット内の光が漏れたりとか色々あるんでしょうね……。あんなに超かっこいいフィギュアなのに、表に出てこないなんて!!!

そしてかっこいいプラモが中に座っているということを、組んで体感すると、その模型には質量にも写真にも現れない「特別な重さ」みたいなのを僕は感じるのです。それがもしかしたら魂ってやつかもしれないですね。小さなフィギュアにときめき、シャッターによる別れを味わったけど、僕は元気です!! 見えなくてもカッコ良く塗るよ!! それでは。