

先頃発売されたタミヤの新たなアニキ「タミヤミリタリーミニチュア ドイツ歩兵セット(大戦後期)」。彼らと合わせると、夏の暑さにも負けない熱い景色が爆誕するプラモが、タミヤミリタリーミニチュア(以下MM)には既に多数ラインナップされています。しかも第二次世界大戦のクライマックスなので、彼らは常にラスボス級の戦車や車両と並べられるのです。そんな中から今回は「ソビエト重自走砲 JSU-152」を紹介します。見た目のインパクト抜群で、でっかい壁にでっかい大砲というラスボスの条件もバッチリ備えた最高な1両です。
ソビエト軍もティーガーIやパンターと言ったドイツ軍の強力な車両に手を焼いていました。それに対抗すべくJS-2という重戦車を開発し戦線に投入。その重戦車をベースに「152mm」という大口径野砲を車載用としたML-20Sを搭載した自走砲が、このJSU-152なのです。生産性を上げて、1輌でも多く戦場に強力な車輌を送り出すために、シンプルな形状での鋼板を組み合わせた箱型の戦闘室も特徴。この壁のようなシルエットがJSU-152の迫力をさらに引き立てます。まさにシンプルイズベストなのです。

実戦投入されると強力な攻撃力でティーガーIやパンターを撃破するだけでなく、防御拠点の攻略にも威力を発揮。その強さからソビエト兵から「ズヴェルボイ(猛獣ハンター)」と呼ばれ、絶大な信頼を集めるのでした。






足回りはベースキットのJS-2と同様。本車両のタフな足回りを多数のパーツを使って表現しています。そのため下のようなあっさりとした車体から、いきなり情報量がマシマシになります。




ガッチリとした足回りに、重量感が半端ない車体が合体すると、猛獣ハンターの名に恥じないすごい塊があなたの前に登場します。ロシアングリーンをイメージした成型色なので、黒いベルト履帯を履かせるだけでほぼ色分けは完了。まさに組むだけでも楽しい戦車模型なのです。

僕が戦車模型を始めてから、初めて作ったソビエト車両がこの「JSU-152」でした。いきなりすんごいものを食べちゃったもんだから、ソビエト車両の濃厚さにクラクラ。そのおかげでソビエト・ロシア系の車両が好きになったというのもあります。無骨で、ラスボス感剥き出しの本当にかっこいい車両なので、ぜひこの夏作ってください。
