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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。小さな戦車に詰め込まれた戦車模型の楽しさを味わう週末。/「タミヤ 1/35 ドイツ軍 軽戦車38 (t) E/F型」レビュー

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、リベットディテールがバッキバキでかっこいい戦車模型「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.369 ドイツ軍 軽戦車38 (t) E/F型」をご紹介します! タミヤミリタリーミニチュアシリーズ(以下MM)の最新作であるドイツ軍I号戦車同様、コンパクトで作りやすいプラモなので、週末モデリングにも最適です!

 第二次世界大戦序盤において登場した戦車。元はチェコスロバキアの戦車で、チェコを併合したドイツ軍が自軍戦車として活用します。戦車名の38(t)のtは、ドイツ語でチェコを意味するtschechischの頭文字です。対戦中盤においても車体が転用されて、マーダーIIIやグリレといった自走砲にジョブチェンジするユニークさもあります。

 本キットは、38(t)の特徴であるリベットディテールのクオリティを高めるために、車体や砲塔のパーツを細分化しています。箱組み形式で組み立てる分割にすることで、側面のモールドもくっきりしたパーツで成型できます。

 箱を組み立てるように、各ブロックを接着していきます。この合わせがとても気持ちよくて、接着剤を流し込むのがとても楽しいです。

 そして何より転輪が少ない!! さらにパーツ分割も最小限なので、足回りがすぐに形になります。転輪のリベットの主張もすごいですね!! 履帯はプラ製の部分分割履帯。カーブするところのみ1枚ずつ分割されています。この履帯、ガイドホーンの軽め穴まで成型で表現されているので、完成するととってもシャープでかっこいいです。

 シャープな足回り、ジェリ缶や現地改修で左右に装備された雑具箱など車体だけでも情報量が凝縮されています。

 車体左右に装備されている雑具箱は、組み立てやすいように、パーツ内側にそれぞれ番号が振ってあります。これを目印にすれば、組み間違えも無くなります。

 砲塔パーツは1ランナーにギュギュッと収められています。砲尾も表現されている上に、照準器は砲身と一緒に連動して可動します。

 美しいリベットを味わいながら、ピタピタと砲塔のパーツが組み合わさっていくのを楽しみましょう! 流し込み接着剤だけでスイスイ組み立てられますよ。

 そして最後のメインディッシュである、アニキ……。まじで戦車のかっこよさに負けない、最高のポーズを見せてくれています。このフィギュア、組むだけで、キューポラに左足と右手がシンデレラフィットします。「人馬一体の極地」とも言えるフィット感です。

 小さな戦車模型ですが、ディテールの密度感は大きな戦車にも負けません! そして最高にかっこいいフィギュアも付属します。成型色もジャーマングレーなので、本車両の雰囲気を組み立てるだけで十分楽しめます。まさに週末モデリングにピッタリと言える「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.369 ドイツ軍 軽戦車38 (t) E/F型」。ぜひこの週末にお楽しみください。それでは〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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