

「絶対勝てない感じが良い……。」
知人にウォーハンマーのホネホネモンスターこと『Gothizzar Harvester』とタミヤの1/35「ドイツ冬季装備歩兵 進撃セット」を並べた写真を送ってみたときの感想です。映画のワンシーンで一撃でやられてしまいそうな雰囲気を覚えたみたい。
確かにRPGなんかで言えば雪原ステージはもう終盤。洞窟から出て雪原だったらもう警戒レベルはマックスです。絶対に強敵が出るやつ。だからといって負けてもらったら困るんですが、彼らはこのあとどうなるのだろうか。

オーバーコートなどの冬の装いのドイツ兵がプラモデルになった「ドイツ冬季装備歩兵 進撃セット」は、足首まで覆い隠そうとする着丈の長いコートから外の寒さが伺い知れます。プラスチックの厚みがコートの分厚さをしっかりと演出しているのもとても良い。
首元も防寒対策はバッチリ。手袋だって分厚いものをしている。指揮官、下士官、機関銃手の3人に、小銃手の2人の5人が、そんな真冬な服装を身にまとって入っているプラモデルです。

それに絶対面白いのはこの途中の姿。ヘルメットを取り付けるために水平にカットされた頭から背中へつながるラインが「嘘だろ?」と思うくらいになめらか。
一旦この状態で放置して実際にこんなポーズをすることがあるかな……と思いながら過ごしていましたが、先日大量のコピー用紙が入ったダンボールを持って目の前の棚にしまおうとしたときに全く同じポーズをして「嘘じゃないんだな……この形」と思いました。

5人の兵士が入ったプラモデルですが、台座に貼り付けないと立たない人が一人だけいます。走り出そうとしている瞬間を切り取ったのでしょうか、躍動感があります。しかし、Gothizzar Harvesterの骨がたくさん積まれたデコボコした背中の上に乗せてみたらしっかりと自立するじゃありませんか。「絶対に勝てない」と言われた彼ら5人の勝負はまだまだこれから。
それぞれの連携をはっきりと感じられる兵士のプラモデルなので、いろんな配置の仕方が楽しめます。たくましく生き延びそうな姿が見つけたら、それはこのプラモを作ってよかったと思える瞬間かもれしれません。