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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。まるで劇場!最高の舞台装置と役者が揃った「タミヤ 1/35 ドイツ ハノマーク装甲兵員輸送車D型 シュッツェンパンツァー」

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、タミヤミリタリーミニチュアシリーズの中でも屈指のアクションアニキたちを擁する「ドイツ ハノマーク装甲兵員輸送車D型 シュッツェンパンツァー」をご紹介します。

 現代の歩兵戦闘車の走りとも言えるハノマーク。ドイツ軍が第二次世界大戦で活用した車両の中でもデザインが独特で、さらハーフトラック型という要素によってよりメカニカルな印象を楽しめるプラモになっています。さらに、豊富な装備品とアニキが4体もセットされるので、ひと箱で満腹になれる最高のキットなのです。

 ドイツ軍が使用した主な武装がてんこ盛り! パンツァーファウストやパンツァーシュレック、MG42、Grew43ライフル、手榴弾などなど、これらを兵隊に装備させたり、車両の好きな場所に搭載できたりします。

 4人のアニキは、全員癖つよです。その完成形は後ほどじっくり楽しんでいただくとして、ドライバー、指示を出しているひと、ハノマークから飛び降りようとしているひと、全力疾走している人がセットされます。それぞれ独特のポーズをしているので、このようにパーツは細かく分割されています。

 車両自体はとってもシンプル。車体パーツもランナーの中でほぼ完成しています。パーツの合わせも抜群なので、サクサク形になっていきますよ。むしろ4人のアニキの方が細かい組み立てが多いくらいです(装備品をたくさんつけます)_。

 屋根のないオープントップ車両なので、このようにフロアの床や側面の棚なども組み立てていきます。そしてこの段階でドライバーアニキが登場です。助手席に手をかけながら(トレンディドラマのような仕草〜)思いっきり叫んでます。他の3人のアニキ向けた彼の気迫が、その口元から感じられるのです。

 そして組み上がると、ドライバーアニキはほとんど見えなくなります。でも作った人にはわかるのです。この中に、闘魂ドライバーがいるってことを……。組み上がると箱のようにシンプルですね。ここに武装を搭載してマシマシにするのがとっても楽しいのです!

 車両内にどんどん置いちゃいましょう! 武装ランナーから切り出してはペタペタと貼っていきます。説明書に配置例が掲載されていますが、余った武装などは自由に配置して楽しんでくださいという記述もあります。

 そして究極のアクセサリーがアニキ! 全員めっちゃ動いてます。車両にアニキたちを添えるだけで、情報量がマシマシになって、車両もさらにカッコよく見えてきます。アニキたちは装甲擲弾兵(装甲兵員輸送車を装備し、戦車部隊と協同して機動戦を行う機械化歩兵)ということもあり、彼ら自身も装備品を多数身に纏っているので、それが情報量の多さにもつながっているのでしょう。

 アニキの造形も素晴らしく、戦場の緊迫感がこちらまで伝わってきます。ドラマ性が車両を中心に濃縮されており、キットを組むだけで情景が湧き上がってきます。タミヤミリタリーミニチュアの面白さを一撃で体感できる最高のプラモデルを、ぜひこの週末に楽しんでください。それでは!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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