週1個、海洋堂のARTPLAの動物を組んだり塗ったりするのが僕の楽しみ。いつかフミテシ動物園を我が家に開園するのが目標です。現在はハシビロコウ1匹。まだまだ先は長いですが、やっていきます。今回はいきなりの大物「アフリカゾウ」を我が家にお出迎え! パオーンと聞こえてきそうな最高にかっこいい造形にもうメロメロです。そして成型色をホワイトにした海洋堂さんに、マジでスタンディングオーベーション。僕の大好きな水性塗料「シタデルコントラスト」で、すぐ塗れます。動物を塗るのにもマジで最強の塗料です。
動物をお手軽にカッコよく筆塗りできる技法が「染め塗り」。白や明るいグレーのものに、シャバシャバの塗料を薄く塗って染め上げる技法です。その染め塗り専用の塗料が「シタデルコントラスト」。造形の細かい凹凸に勝手に流れ込んでいくので、自然なグラデーション塗装が可能となります。象のプラモは最初から白なので、この色を活かせるんですね! コントラストのバシリカヌム・グレイで染めた後に、シェイドのセラフィム・セピアを重ね塗りしようと思います。
アフリカゾウと調べると、グレーの強いもの、ほぼ茶色のもの、グレーと茶が入り混ざったようなものとさまざまな写真が出てきます。「まじで生きる戦車じゃん」とか思いながら、色のイメージを膨らませていきます。動物の色って意外と知らないもんで、調べるとさまざまな発見があって楽しいです。プラモを作りながらちょっとだけ頭が良くなれます。
コントラスト、シェイドはとても薄い塗料なので、ツルツルのプラスチックにそのまま塗ると、塗料が弾かれてしまうことがあります。そこで「水性プレミアムトップコート つや消し」を吹きましょう。水性で匂いもマイルドなので、ベランダや窓際でさっと吹けます。スプレーすることで表面に細かな凹凸ができてツヤが消えます。こうすることで塗料がしっかりと定着し、綺麗に染まります。
この状態でもめっちゃ良いのですが、僕は牙を黄ばませたいのと、全体に赤みを追加したいので「シタデルカラー シェイド セラフィム・セピア」を塗ります。シェイドというのは、コントラストよりも染まる力がマイルドで、スミ入れしたり、表面に陰影を追加したりするのに使う塗料です。この塗料も白い物の上から塗るとうっすら染まる特性があります。
ARTPLAの動物たちは造形が最高すぎるので、シタデルコントラストやシェイドで染めるだけで大満足な完成品をゲットできます。カッコよく塗れたぞ! って思えるものを週1のペースで棚に飾れるので、めっちゃ楽しい&嬉しい気分になれます。そしてプラモが大好きになれます。派手な動物ならまだしも、たいていの動物は少ない色数で塗れますので、用意する塗料もコンパクトで済みますよ。シタデルカラーを揃えながら動物を塗っていくのもオススメです。最高の造形と最高の塗料が生み出す楽しいプラモ体験を、あなたもぜひ楽しんでください!!