海洋堂のARTPLAの動物たちと、ゲームズワークショップが発売する“染め塗り塗料”、「シタデルカラー コントラスト」は、相性抜群でした。誰でもひと塗りで、いい感じに動物を塗れと断言します!! 楽しすぎて他の動物もガンガン塗りたくなること間違いなし!! 今回はハシビロコウを「バシリカヌム・グレイ」という色で塗ってみました!
シタデルカラー コントラストは無臭で、水と筆があればすぐに塗装を楽しめる水性塗料。白い下地や明るいグレーの下地を塗った上から塗ることで、模型の凹凸に沿って自然に塗料が流れていき、グラデーションのように染め上がります。バシャバシャと染めるだけなので、塗装が苦手な人でも筆とコントラストがあれば、楽しく塗装デビューできちゃうんです。
コントラストの難点は、容器の中の色と染めた時の色のギャップが結構あること。そのため実際に塗ってみないとどんな色になるのかわからないこともあります。それもあったので、nippperでは様々な模型に塗って、こうやって記事にしています。特に黒やグレー系のコントラストは、蓋を開けるとどれもが墨汁のようで、塗料だけではマジで判断できません。
また色によって染まる力も異なります。さっと塗っただけでバキバキに発色するもの、下地を透過して淡いグラデーションになるもの、ほんのりと薄いレイヤーを被せたくらいの色変化をもたらすものなど様々なのです。
バシリカヌム・グレイを塗ってみると、色味はその名の通りグレイで、下地を完全に隠蔽せずに透過させてくれました。ハシビロコウの羽の線部分に濃い塗料が残り、表面はうっすらと染まる感じがとっても良い感じです。
これがシタデルカラー コントラストの実力です。筆で各部をひと塗りしていくだけで、勝手にいい感じのグラデーションが生まれます。この「楽しくいい感じに塗れた!」という成功体験を、短時間で味わえる塗料はそうそうありません。
動物のように皮膚や筋肉、羽毛といったディテールが細かいものをなんとなくいい感じに、しかも短時間で楽しめるのが「シタデルカラー コントラスト」の良いところ! 難しいことは一切なく、その動物らしい色をさっと筆で塗るだけで、塗料が勝手に流れていき、染まります。ぜひ海洋堂の動物プラモと、コントラスト1本を用意して楽しい筆塗りタイムをお過ごしください!