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アオシマのプラモデルが「なぜR33GTRがイイのか」を教えてくれる話。

 初回限定で高速道路のペーパークラフトつき。明らかミッドナイトに湾岸な車のラインナップなのにバックの空は快晴なのがイカしてる。きっと家族をR33に乗せてアウトレットとかに行くんだろう。実際この車、ボディもちょっと大きくて後席も広い。ギリギリ家族サービス的な使い方もできるし、サーキットでも早く走れる。ノーマルで早いのはもちろんだが、チューニングすれば300キロは出る。そこらへんがこの車のいいとこじゃないかと思う。そういうところがこのプラモデルにも出ている。

 「楽プラ」と銘打たれたこの商品、ペーパークラフトがついてたり、デカールじゃなくて貼りやすいシールだったり、転がして遊べるようにタイヤは棒軸でつながっていてステアリングが切れるわけでもない。いっぱい集めてミニカーみたいにして遊ぶような商品なんじゃないかと思っていた。ただ、それにしてはホントにボディがよすぎる。

 最初から塗装されたかのようなこのボディ、太陽の下でみるとすごくきれいなのだ。粒子の細かいギラギラしすぎないラメは近くで見れば鮮やか。遠くから見ると目立ち過ぎずボディカラーの邪魔をしない。艶のあるボディは晴れた空の下では背景を映しこむ。

 シールも貼ってみれば意外と質感がよくて、明らかにシールだなと萎える感じもしない。ホイールも塗装されていてボディカラーによくなじんで、シボ加工された内装も雰囲気出ている。パーツが少ないことや接着剤がいらないところはファミリー向けだなと思いきやノーマルでもチープな感じはしない。ホンモノって感じがする。

 素性がいいからチューニングも光る。テールランプはクリアパーツなのでマッキーかなんかで赤とオレンジに塗り分けてやればグッとよくなる。もちろん腕に覚えのある人ならもっと作りこめる余地がある。塗装を頑張るのもいいし、ボディの中には電飾をしたり、エンジンを再現したりできるような空間もある。

 本当に実車みたいなプラモデルが欲しいんだったら1/24とかほかの選択肢もいっぱいある。でもこの価格帯、塗装不要、接着剤不要というコンセプトの制約がある中で、ちゃんとGT-Rになっている。1/32の中では最高なんじゃないかとさえ思う。山本サンならそう言うと思うよ。

もとぴのプロフィール

もとぴ

東京在住。世界を理解するための糸口としてプラモデルを制作中。趣味の記録や思索のためにnoteも書いています。

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