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【レビュー】18歳の僕が憧れた「Y33シーマ」。アオシマのプラモであの頃のVIPな夢を叶える夜。

 僕が免許取り立ての頃、地元ではセダンをド派手にカスタムする「VIPカー」が全盛期でした。そしてその頂点に君臨していた憧れの存在こそが、日産「Y33 シーマ」だったのです。

 当時の18歳の僕にとって33シーマは高嶺の花でした。結局少し安く手に入ったY32セドリックを必死に維持して乗っていたのは、今となっては甘酸っぱい青春の思い出です。時は流れ、今では家族のために快適なミニバンしか乗らなくなった僕。でも心の奥底にある「あの頃の熱」は消えていませんでした。そんな僕が模型店で再会したのが、アオシマの「1/24 アンクエルション Y33 シーマ ’96」です。

 アンクエルションのフルエアロをまとい、Blitzのホイールを履かせたベタベタの車高。箱絵を見た瞬間、18歳の頃の興奮が蘇りました。「これだ、俺が乗りたかったのはこれなんだ!」と。興奮を抑えきれずに早速無塗装でパチパチと組んでいきます。

 まず感動するのが足回りです。ガッツリとローダウンされたサスペンションに、キャンバー角をつけ、引っ張りタイヤを履いたメッキのBlitzホイールをはめ込む。この「悪そうな(褒め言葉です!)」角度!たまりません。

 そしてボディの工作がまた楽しい!このキット、ノーマルのボディパーツの上から、ハーフタイプのエアロパーツを貼り付けていく構成になっています。これがまるで、実車のシーマに両面テープとビスでエアロを取り付けているような感覚!

 「よーし、カッコよくしてやるぞ」と、本物のクルマをいじっているような気分に浸れます。後期タイプのグリルもキリッとしていて最高です。

 あっという間に組み上がった33シーマ。塗装なんてしていませんが、成型色のままでも最高にカッコイイ! あの日、憧れ続けて手に入らなかったクルマが、今、僕の机の上にあります。ミニバンに乗る今の僕も幸せですが、プラモの中だけで「あの頃のヤンチャな自分」に戻る時間は何物にも代えがたい贅沢です。さてこの憧れのボディ、何色に塗って仕上げましょうか。黒で威圧感を出すか、パールホワイトで上品にキメるか……。皆さんもぜひこの高揚感を楽しんでください!

はるさーのプロフィール

はるさー

2児の子育てとプラモデルを全力で楽しむアラフォー房総男児。飛行機模型が特に大好き。

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