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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。30分で楽しめる超感覚スカイライン「アオシマ 1/32 ニッサン R32 スカイライン GT-R」

▲R32のリアって本当にかっこいい~~。組んでシールを貼るだけで楽しめますよ。プラモなら作った後に、車を見ながら一杯やれますね

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモをフミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今回ご紹介するのは、「ザ★スナップキット ニッサン R32 スカイラインGT-R」です。数あるスカイラインの中でもちょっと特別な存在なのが「R32」。その中の最上級グレードであるGT-RはR32を伝説の車へと押し上げた名車です。このかっこよくて胸がときめく車種を、ニッパー1本さえあれば30分ほどであなたの机に納車できるのが、このプラモなのです!! 楽プラの名称で親しまれるアオシマ文化教材社の1/32スケールの車模型シリーズのキット構成は、週末モデリングに最適の内容となっています。

▲R32 GT-Rのガンメタってめっちゃ渋くてかっこいいですよね。その雰囲気がすでに箱の中で完成しています
▲細かいパーツは一切無し。窓も大きなパーツで組み立て簡単です。ホイールの成型色の質感もいい感じです
▲ザ★スナップキットシリーズは、細部をシールで色分けします。細かいシールもあるので、できればピンセットがあると便利
▲窓枠にぴったりシールを貼れると「お! 俺できるじゃん」って思えて楽しいです

 この車のかっこよさはデザインだけじゃありません。当時の日産のやる気の全てと、GT-R復活へのプロジェクトX的な魂がこの車には入っています。ツーリングカーレースの主力カテゴリ―で大きな盛り上がりをみせたグループA規定に合わせて開発。グループAの人気の要因となったのが、パワーはともかく外見的には自分の愛車や街で見かけるクルマたちが主役となって、熱いレースを繰り広げるところにありました。その「グループAで圧勝する」ための全てがこの車に盛り込まれたのでした。R32は登場以降ライバルたちを押しのけ数々の伝説を残し、レースでも公道でも多くの人のヒーローになるのです。
 そんなストーリーも、プラモが30分くらいで組み上がりますから、組んだ後に十分楽しめる余裕があります。立体を目の前にして、その物のストーリーを読む時間はとても幸せですよ。

▲窓やフロント・リアのガラスは1パーツなので取り付け簡単。ボディにぐっと押し込むだけです
▲このシリーズのインテリアの組み立ては何度体験しても楽しいです。1パーツで成型された板状のインテリアパーツを内側に折り畳んでいくのです
▲バスタブ状のパーツに変身!! これをボディにセットするだけで完成
▲R32完成です!! 車と言ったらお好きな音楽を聴いて、ドライブ気分でプラモを作るのもいいですね

 名車を30分くらいで楽しめるこの手軽さ。ボディもプラスチックの成型色を変えたり、ガンメタ成型のような加工をして同車種を複数ラインナップしています。完成後は手のひらにおさまるサイズなので、机の上にチョンと置いておいても良いと思います。
 押せばコロコロと動いて遊べるので、僕の息子はこのシリーズが大好き。家族でも楽しめるプラモです。ぜひ今週は、R32 スカイラインGT-Rのかっこよさに「ザ★スナップキット」で気軽に触れてください!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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