

第二次世界大戦の最中、日本がロケットエンジンの夢へと挑戦した飛行機、それが「三菱 J8M(キ200) 秋水」です。ドイツ空軍の「メッサーシュミット Me163 コメート」の設計図をベースに開発が進められました。残念ながら試作機のみで終了してしまうのですが、その分ロマンある小さな飛行機とも言えます。先日この飛行機の1/72スケールのプラモがピットロードより再販されたので、手に取ってみました。


このキットは実験機である試製秋水と、「量産の暁には〜」的な量産機仕様というものが選択できます。主翼にも試製秋水にはない機銃を選択式で取り付けることができます。キットは1995年にハセガワが発売。その後ピットロードが受け継いで1999年に発売され、現在に至ります。もっとディープで複雑な出自があるみたいですが、今ここにあるプラモを思う存分に楽しみましょう〜。

成型だけじゃなく、パーツの合わせもすごくしっかりしています。コクピットを収めて、胴体を左右合わせてみるとずれなくピタ〜っと合います。胴体とコクピットができてしまえばほぼ完成とも言えるプラモ。マジで45分でフライトできます

キットは駐機状態と飛行状態を選択して組めます。さらに飛行状態に組んだ時用の、専用台座も付属するんです。そのデザインがシンプルで、模型に無駄な雑音を加えない素敵なものなんです。クリアーパーツにある稲妻のようなものが棒で、それをシンプルな黒い台座にセットします。


完成まで45分。その時間で日本海軍と陸軍が共同で開発しようと必死に汗水流した飛行機を味わえます。活躍はないかもしれませんが、ロケットエンジン開発へのロマンがこの飛行機にはあります。そういった試作機の楽しさを良い形状、良い組み味で体感させてくれる「ピットロード 1/72 秋水」。ちょっといつもと違ったプラモをサクッと作ってみたい時に最高のプラモです。ぜひゲットして組んでください!!
