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マスキングゾル固まってしまう問題に対する圧倒的ソリューション!/「キョーラク ハクリボトル」

▲マスキングゾルの無惨な姿、とてもつらい……

 マスキングで久しぶりに使おうとマスクゾルを取り出してみたら、中身がすべて固まっておました。Twitterで検索をかけると同じトラブルが頻発しており、個別容器に移し替えるなど工夫されている方も。自分も何かやってみようと考え「やはり酸化や水の揮発とかが問題なんじゃ?」と推論をたて、これにマッチする容器を探しました。

▲空気取り入れの弁がミソ

 そこで思いついたのが醤油の鮮度長持ちボトルでお馴染みの「ハクリボトル」。中身が減るにつれて内袋が外殻から剥離する構造で、内容物が空気に触れづらい仕組みになっています。鮮度がキープされる醤油ボトルで見たことがあるはずです。

▲泡が立たないように優しく入れていきます。
▲中身が溢れ出さないようにゆっくり空気を抜いてあげて準備完了


 3種類の液体マスキングで実験。空気を抜くときは慎重にしましょう。いきなり溢れて衣類に付着すると、取れません……。以下、移してから3週間たった状態です。

▲マスキングゾル改、色が濃く変色してますが、問題無く使えそう。
▲マスキングネオ、少しつまり気味でゴミ箱に向けて一度強く握ったら一気に出ました。ゾル自体に問題はなさそう。
▲マスクゾル、変色も詰まり感も無し。

 自分でも驚くほどうまくいって驚いてます。……というか、最初からこのボトルで販売して欲しいぐらいのレベルです。ボトルは使い捨て構造なので、パンパンにマスクゾルを入れるのが良さそう。この記事をご覧の方の中にメーカーの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一考を!

優しい人間
優しい人間

1988年生まれ。ニッパーを読み始めてからガンプラだけでなくミリタリーにも手を出し始めた。普段のお仕事は重機オペレーター。

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